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目次 0 ・・・・・・まくら 1 ・・・・・・どんどん変化しましょう 2 ・・・・・・韓国ドラマの手の内その2 3 ・・・・・・そう簡単に見直していいの? ////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////// ■■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ まくら ■ ■ ■ ■ ■■ ●与論島に杉花粉は飛んでいるか? という質問を与論島に住んでいる人に聞いていたところ、返事が来ました。 「ヨロンには杉の木(沖縄から入ってきた南洋杉)がないわけではないが花粉症の人は周りにいません。 パナウル診療所に聞いてみたところ、花粉症で通院する方も少しはいらっしゃるようです。」 ということでしたので、実際に私が行って調べる必要がありますね。 花粉が飛んでいなかったらヨロン島観光協会に「花粉症疎開ツアー」を提案してきます。 ●プリクラにも「雪月花」とか「花鳥風月」とかブランドがありました。 「花鳥風月」の改良型が「雪月花」(ナムコ)だそうです。 良く見ると機会の横に派手なレタリングで雪月花とかいてあります。 プリクラも情熱を傾けて改良を重ね開発してる人がいるんですね。 「雪月花」は美肌プロジェクト第4弾ということで、 グラビア用の女性を撮り続けるカメラマンを口説いて、 二年越しで、大型ストロボとレンズの研究の監修をしてもらい、 透き通る肌と、つややかな髪と、バックの風景との自然な一体感を実現したそうです・・・ と、うちの社員に教えてもらい「やっぱりそうだったのか」と納得しました。 ●日本の社会は中高年サラリーマンが支えている、 ということは朝早い電車に乗るとわかります。 印象としては早朝通勤客の7割が中高年サラリーマンです。 ダークスーツをビシッと着て電車のシートに行儀よく並んで瞑想しています。 10日の朝、西荻駅7時50分発の総武線で数えてみました。 電車の片方もは、7人がけシートが3つ、3人がけシートが2つあり、合計27人が座れます。 隣の荻窪駅でほぼ満席になりますが前に誰も立っていないので数えることが出来ました。 中高年(45〜60)サラリーマンが14人 OL風女性6人、若い女性2人 若い男性3人、不明2人(影で見えなかった)でした。 /////////////////////////////////////////////////////////////////////////////// ■■ ■ ■ ■ どんどん変化しましょう ■ ■ ■■■ 10日の日経一面で「三井住友・大和証券 統合へ」と大きな横組み活字で号外みたいに書いてありました。 大企業の合併ニュースは号外並の社会的インパクトがあるということなのでしょう。 両社の社員も朝起きて「寝耳に水」でびっくりしたかもしれません。 業界3位の三井住友ファイナンシャルグループと7位の大和証券グループ本社が合併すれば みずほファイナンシャルグループを抜いて1位になります。 従業員と関連会社、関係会社社員とその家族まで含めると何10万人が直接的な影響を受けるのでしょう。 合併を考えるきっかけが「大和証券が競争で万年2位に危機感をもった」だそうですが 2位で危機感というのがすさまじいですね。 れいにもれずこの合併話もこっそり進められたでしょう お膳立てした人は影にいたかもしれませんが、 昨年の夏に大和証券の原会長と三井住友の西川社長が2人だけで会って合併を決めたそうです。 私もCIデザイナーとしてよく合併企業のシンボル作りに関係しますが、 ある企業の合併の時、立派な本社ビルにデザインプレゼンテーションに行ったら、 「玄関を経済記者がウロウロしているから裏口から入ってください」と言われました。 業界再編のなかの業界コングロマリット化の動きで、私たちCIデザイナーの仕事も増えるのでありがたいです。 激動の世の中で社会は動いているのですから、皆さんの会社もどんどん変化しましょう。 /////////////////////////////////////////////////////////////////////////////// ■■■ ■ ■ ■■■ 韓国ドラマの手の内その2 ■ ■ ■■■ 前の前の号で「なぜか主役が記憶焼失になって都合がいいところで記憶が戻る」 といった韓国ドラマのパターンについて書きました。 日本の熱烈ファンにもだんだん彼らの手の内が読めてきて話題になってます。 それでも見てしまうのは「遠山の金さん」「水戸黄門」「暴れん坊将軍」「必殺仕置人」と同じ、 パターン化された内容に共通のあこがれがあるからですね。 アクの強い共通パターンに「出生の秘密」と「貧富や家柄の違い」があります。 例えば大金持ちと貧困の「赤ちゃん取り違え事件」がおきて、 間違って貧困家庭の子供として育った子供の方が性格が良かったりします。 韓国には「家柄が良いから人柄が良い」という概念があるからでしょうか? 「愛と死を見つめて」に昔泣かされましたが「不治の病」も大事な要素です。 三角関係では飽き足らずに「四角関係」といった入り組んだ恋愛関係と、 それに「家族愛」が加算されるので、何度でも盛り上がりを作れます。 「異母兄弟」も必ず出てきますね。 好きになった相手が「実は兄弟だった!」ということが分かり傷ついて「外国に留学」します。 留学先は日本じゃ駄目で「アメリカかイギリス」でなければなりません。 きょうだいじゃ結婚できないと、泣き泣きあきらめた彼女が実は・・ 2度目のお母さんが「不倫中に出来た子供」で血がつながっていないから結婚できるとわかる。 こんどは、お父さんがお母さんの不倫を知って愕然とする「おまけ」がつきます。 若大将シリーズの「青大将」のような「ピエロ役の友達」が割り込んできて、 引っかき回しながら主役を引き立ててます。 恋人に意地悪な妹がいたりして「陰湿で強烈ないじめ」がスパイスとして使われます。 「婚約式」が一般化していて、ななぜか片方がトラブって式をスッポカシます。 ハッピーエンドになる寸前に行方不明だった「やくざな兄」がいきなり登場して話をややこしくします。 彼はほのかに思いを寄せていた幼なじみで、彼のことを今でも「お兄ちゃん」と呼びます。 彼が彼女絡みでよく「泣く」のも特徴です。 脚本家は愛で結ばれようとする主人公二人の人生を「もて遊ぶ」ように、 これでもかこれでもかとテーマを与え「どんでん返し」で我々をぐいぐいと引っ張っていきます。 /////////////////////////////////////////////////////////////////////////////// ■■■ ■ ■ ■■■ そう簡単に見直していいの? ■ ■ ■■■ ゆとり教育全面見直し 文科相中教審に審議要請へ(2.16日経) 国語や理数系の学力が落ちたからだそうです。 見直すと言ってますが実行すると言っているのと同じです。 土曜日や長期休業日や総合的な学習の時間もへらし、 授業時間数を増やすそうです。 個性や才能を伸ばす教育の推進ということで「ゆとり教育」がはじまったのですが 「ゆとり教育」というネーミングがよくなかったですね。 教育という言葉は、教えると、自ら育とうとするのを待つの両方が含まれていますが 学校というプロ集団は、おもに教えることしか考えていません。 先生にゆとりがないからどう考えていいのか、わからなかったのではないでしょうか? 多少学力が落ちたって、子供を信頼してほっとけばよかったのですがこわかったんですね。 学力低下が日本を滅ぼすという論文もたくさんありますが 書いている人は京都大学とかの学者先生です。 低下と言いますが全体平均はアメリカよりも上位です 世界トップレベルの学力の復活を目指すそうです 授業がわからないから学習意欲が低下して勉強しなくなっている、 授業を増やして「わかる授業」にするといっています。 国語や理科の学力は人間の能力のほんの一部ですが、 プロの学者からすればその部分の基準は大きいのでしょう。 小学4年生の数学がちんぷんかんぷんでもちゃんと社会生活を送れるのです。 世界の多くの国が、学校は土日休みなのですが、 また中途半端な半ドンが復活するのでしょうか? ======================================================== 購読申込・購読中止は以下で可能です。購読は無料です。 http://www.praxcis.co.jp/deja/ =================================================================== メールマガジン「週刊デザインジャーナル」(mag2 ID=0000014473) 発行元:プラクシス株式会社 http://www.praxcis.co.jp/ 『まぐまぐ』 http://www.mag2.com/ 発行者:進む原田 susumu@praxcis.co.jp ======================================================================== ・・‥……………………… (c) 2005,Susumu,Harada ………… 文責:進む原田 (susumu@praxcis.co.jp) |