もどる 文責:進む原田 (susumu@praxcis.co.jp)
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■■■■■■■■■■デザインジャーナル246号
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■■■■■■■■■■2007年11月30日(金)発行
■■■■■■進む原田
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目次
0 ・・・・・・・まくらのみ充実版

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■  ■   まくら
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●笑顔

笑顔に反応してシャッターが切れるカメラが出ました。
9月4日発表のソニーデジタル・カメラ「DSC-T200」と「DSC-T70」は、
カメラが笑顔を検出して自動で撮影する「スマイルシャッター」機能がついています。
カメラに向かって笑えない人も多いでしょうね。
特に中年男性は。
誰が写真を撮っているかにもよるでしょうけど。
先日NHKで「笑顔コンサルタント」という人が企業や地方自治体で笑顔の訓練をしていました。
笑顔の学校もあるようです。10回コースで42000円。
1回目は笑顔に対するコンセプト
2回目は自分の笑顔チエック
3回目はアイコンタクトの練習
4回目がウォーミングアップ
5回目からいよいよ笑顔の作り方練習という感じで進みます。
笑い顔がこわばる人は、30ある顔の筋肉をもみほぐすといいんだそうです。
そういえば私も最近、人に向かって笑顔をみせてないことに気がつきました。
練習したからカメラに向かって笑うことはできます。

●マナーも変化する

先日洋食のライスをフォークで食べながら、
「そういえば昔、ライスをフォークの背中に乗せて食べていたな」と
思いだしました。正式なマナーだって教えられたのです。
今はだれもやっていません。自然にすくって食べています。
あのマナーは誰か日本人の評論家が自分で考えて「これが正式だ」って広めたんでしょうね。
根拠はなんだったんでしょう。
全然関係ないけど、「ドクトルチエコ」という評論家も思い出しました。
あの頃は色んな新しいマナーや新しい考え方がでてきた時期でした。

●朝の川崎駅

東京から横浜に向かう東海道線が9時10分川崎駅に停車しました。
ホーム反対側の上りの電車のところで、
女性の叫んでいる声がしたので見たら、駅員か警備員らしくて、
「もっと奥に詰めて下さい」とかなんとか言っています。
「やっぱだめだわ」と3人が諦めて電車からホームに降りてきます。
その前で、無理に乗り込んだ人のはみ出した鞄が開いて
書類がホームにばらまかれ、外の人が拾ってわたしてあげていました。
横浜で既に満員でスタートして最初の駅が川崎ですから
混むのは当然であんな毎日を送るっている川崎のサラリーマンは気の毒です。
朝の通勤ラッシュで1日の体力の4割が消耗なんて聞いたことありますが、
心理ストレスも入れると8割くらい使ってしまうのではないでしょうか?

●相手との関係性で態度が変わる

横浜のドトールで時間をつぶしていたら、50代の男性サラリーマンが二人いました
スーツを着て、仕事前のようでした。
こちらに背を向けている恰幅の良い方が話ながらやたら身体を動かすんです。
意味のない動きでせわしない感じです。
相手は静かに落ち着いています。
動きを見ていてこちら側がが部下だと一目でわかります。
上司(たぶん)がトイレで席を立ったとたん、部下がでーんと落ち着いた態度になりました。
上司がもどってきてうながすと部下はサッと立って後からついて出ました。
「私はこんなにあなたを恐れ入って落ち着かない人間で、
あなたの地位を脅かすようなだいそれた人間ではありませんから」
という表現を無意識でやっているのでしょうか。

●iPod-touch

社員のMくんがiPod-touchを見せてくれました
大きな3.5インチ画面を直接指で触って動かしますがその感覚が素晴らしい。
スクロールという感覚ではなく、するするっとコロガル新しい感じです。
二本の指で画面を拡大縮小した時は「おおおおーーっ」と叫んでしまいました。
つまむと縮小で拡げると拡大します。
画面も縦長から横長に回転させるとさだけでえ中の画面も自動的に方向転換します。

●寿司の国際化
るとやってい
NHKニュース「おはよう日本」で寿司の学校を取材していました。
流行っていてフランスはじめ世界中から生徒が集まっていました。
15年前に韓国の寿司屋さんに入った時「らっしゃい」まではよかったのですが、
全員韓国人で、出来るのは手巻き寿司のみでした。
店舗は内も外も完全に寿司屋。姿も寿司職人風。「らっしゃい」も日本語風。
なのにだれもちゃんとにぎれない。
「日本で修業するのに何かネックがあるんだろうか」と考え込んでしまいました。
あの頃はまだ差別があったのでしょうかね。
だから寿司の学校はいいですね。
近所の有名な「ほんむら庵」で肌が黒い外国人が修業していましたが、
日本の伝統料理もどんどん国際化するでしょう。
ところで今回ミシュランが寿司屋を刺激してくれましたが、
そば屋の「ほんむら庵」を回ったんでしょうか?
文芸春秋の11月29日号の記事で 「都内有名店が明かす、ミシュランバレバレ覆面調査、
フランス人がやってきて『モズクは苦手です・・・』」
という記事には笑ってしまいました。

●銀座のど真ん中の食堂

昼の2時頃、ランチを食べ損ねて「おなか空いたなー」と
銀座の「並木通り」の一本平行して走る西5番街を歩いていたら、
「小ハゲ」という小さな食堂がありました。
「ルイ・ヴィトン」、「グッチ」、「カルティエ」、「サルバトーレ・フェラガモ」、「プラダ」
の隙間にタイムスリップです。何の変哲もない昔ながらの食堂です。
「小ハゲ天セット」がミソ汁付きで740円でした。
まだこれから「ダンヒル」や「シャネル」も出来る予定で、その中で食堂ってのも、
意固地っていうか、ありがたいっていうか。
多くの店が、ビル丸ごと出来るので、
それぞれ本店よりもデカイ世界で一番デカイ店になります。
なぜ銀座にこれだけ店が集まるか?おいしい商売ができるからですね。
1993年世界一だった日本の国民所得は今や14位と全体は下がっているのに
100万円を超えるバックや時計をポンポン買えるお金持ちは増えたのでしょう。

●安全にお金をかけて欲しい

丸ノ内線や南北線にはホームに仕切りがありますが、
あれを全部の線で取り付けて欲しいです。
先日貧血でホームに落ちた人を見かけたから
仕切りを条件にして欲しいです。
仕切りが普及し、当たり前になった未来では、
「昔はなんて物騒な社会だったんだろう」とゾッとするはずです。
友人が電車の運転手していますが人身事故が起きたら運転手がかたずける決まりだそうです。
「人生いったいなんなんだろうね」が彼の口癖です。
そういえば、家の近所のガードレールに花束がくくりつけてありましたが、
今朝見たら15束くらいに増えていて青いポリバケツも置いてありました。
その場所で事故があった模様です。子供でしょうか?
側を通るたびに緊張する光景です。

●勤勉な日本人サラリーマン?

朝の東京駅のエスカレーターは二列とも歩いて降りています。
アメリカ在住だった板坂元さんが日本に帰ってきて、
サラリーマンが東京駅を走っている光景を見て
「日本が戦後復旧できたのは勤勉な彼らのおかげだ」と書いていましたが、
アメリカの会社は遅刻に対して厳しいから相当早く家を出るけど
日本の会社は甘くて、ギリギリに家を出るから東京駅で走る、
という見方もできます。

●初めてのETC感動体験

一年前に私のクルマでドライブ中、高速道路入り口で料金を払おうとしたら、
後部座席の二人が「えーまだETC入ってないの」と同時に大声で言いました。
「クルマの中に別のデザインの器具が取り付けられるのがいやなんだ」と言い訳したものの
内心「そうか今やETC入れてないほうが驚かれるのか」と思いました。
調べたら器械は美しくなり小型化してダッシュボードの中に収まるようになっています。
カードを取るのが面倒で半年間ほおっておいて、器械をセットしてもらったら、
クルマのスイッチを入れるたびに「ETCカードが装着されています」
スイッチを切るたびに「カードが残ったままです」といちいちうるさいこと。
装着してから半年間、高速に乗る機会がなかったのですが、
先日はじめて高速に乗りました。
料金所で「もしゲートが開かなかったらどうなるんだろう?」とハラハラドキドキ。
あれってパチンコのテューリップみたいにパッと開くんですね。
「おー開いた」と大喜び。
帰りはだいぶん慣れて、ETCのゲートには道路に色を付けてあるから、
空港の絨毯が敷かれたビジネスクラスチケット売り場の優越感を味わいました。

● 悟るは差をとる

「悟るというのは、さとる=差を取るってこと」
と心理仲間から言われた瞬間、目からうろこが落ちた気がしました。
帰ってインターネットで調べたら、
仏教の「自他の差をとる」つまり区別しない一体感の心になっていくことらしいです。
「自他の差を取り去る」という意味ですが、
私は、「自他の差をとる(はっきりさせる)」と勘違いしての目からうろこなんです。
枝雀の落語によれば極楽は自他の差がないところらしいですが、
その前には、自他が違うことで散々悩み、自他の違いを認めた上で、
最終的に到達する境地が悟るなのかもしれません。

●ウィキペディアに関して
「白黒がしょっちゅう変るものは「頻書きアイコン」を点灯させるといいと思います。・・・原田」
に対する○○さんからのメールです
「合戦アイコンというのが出ます。
あまりひどいと書き込み停止になっていたような。・・・○○さん」

●「スゴカ」に関して
○○さんのメール
「以前からバス地下鉄の「よかネット」というカードはありましたけどね〜。
スゴカ、報道見た時「そう来たか」と妙に納得してしまいました。・・・○○さん」

●「手帳」に関して
○○さんからメールいただきました
○○さんは20年以上前にマッキントッシュを教えてくれたパソコン師匠です

以下○○さんのメール
「私は十年ほど前に手帳をやめました。全てパソコンのスケジュール表です。
このパソコンには会社のデータ全てが入っているので、この中で全部やるのが1番いいからです。
出張にも、旅行にも、必ず持ち歩いています。
無くしたり盗まれたりしたら大変なので、週に1度はクローン(完全なバックアップ)を取っています。
万一出かけている時に自宅が火事になった場合でも、パソコンに全て入っているから大丈夫です。
出先で無くしても自宅にクローンがあります。
手帳は無くしたらコピーはありませんが、クローンを取ってあるパソコンなら、無くしても大丈夫です。」
以上○○さんのメール

原田の感想

なるほど、さすがパソコンとスケジューリングの名人。
無くした時のことや会社のデーターとの連携を考えるとパソコンスケジュールがいいです。
先日、目の前で電子手帳にアポのメモした人は、
IT関連の会社の人でスケジュールが会社のシステム中に組み込まれ、
パソコンスケジュールを使わざるを得ない状況の方でした。
そういう人は別にメモ書手帳を持つことを勧めます。
私がいう手帳はどちらかといえば持ち歩くアイデアスケッチ帳です。
考えたこと話を聞いたことをメモするラフスケッチ帳的手帳ですね。
○○さんは「有名コンサルタント先生」でスケジュールの自由裁量権が大きいのですが
若いビジネスパーソンは、顧客や上司や同僚によって、
次々に新たな予定を突っ込まれ、時間管理の右往左往が現実です。
それでもいったん自分なりのスケジュールを立てることをお勧めします。
自分がたてたスケジュールが全部他人によって書真っ黒にき換えられてもです。
上司や顧客のスケジュール支配の中で押し流され方が上手になります。
たとえ偉くなっても顧客は変わらないし、今度は部下から予定を変えられます。
パソコンスケジューリングはプロセス記録が残らない欠点があります。
しつこいですが、手帳はテーマ実現スケッチノートの役割もあります。
1日30分で良いからテーマ実現のための時間をひねり出して、書き入れていきましょう。
チリも積もれば山となり相当のことが達成出来ます。
手帳につけなければ可能性はゼロです。
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