もどる 文責:進む原田 (susumu@praxcis.co.jp)
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■■■■■「デジャ」
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■■■■■■■■■■週刊
■■■■■■■■■■デザインジャーナル252号
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■■■■■■■■■■2008年4月7日(月)発行
■■■■■■進む原田
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目次
0 ・・・・・・・「まくらのみ」

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●桜が散っています

 親戚の子に聞いたんですが
桜は最後のツボミが花開くのを待って一斉に散りはじめるんだそうです
とっても日本的イメージです

●予備校講師

 今朝、東進スクールのチラシが入っていました。
2008年の東大現役合格者の5人に1人が東進スクールの生徒だそうです
すごいですね
「はっきり言って講師陣が自慢です」と36名の講師の一癖もふた癖もあるような
顔写真とコメントが載っています。
昔、従兄弟が早稲田大学院を出た後、大牟田にもどって予備校の講師になると聞いて、
「ちゃんと就職したほうがいいのに」と言ったものですが今や塾講師は立派な職業です。
いやむしろ社会的評価と収入が本物の先生と逆転した感じです。
淘汰に勝ち抜いた予備校の講師が学校の先生に教え方を伝授する時代になってしまいました。
チラシに出ているのはおそらくその中の有名な人達なんでしょう。
下の紹介文がおもろしろいので小さい文字ながらついつい読んでしまいました。
以下チラシから・・・・・
○○○○先生(英語) 関西の若手実力講師が、全国の東進生に「わかる」感動を伝授。
○○○○先生(英語) その鮮やかすぎる解法で受験生の圧倒的な支持を集める超実力講師!
○○○○先生一(生物) 河合塾で培ったトッフの指導力と、暖かい人間性が説妙のハ一モニーを奏でる
○○○○先生(物理) 複雑な物理現象を微積分で解き明かす物理の力リスマ!
○○○○先生(数学) ワクワク授業で数学のおもしろさ大爆発。幅広い生徒に人気!
○○○○先生(物理) 受験物理の新星が身近な学問としての物理のセオリーを丁寧に展開。
○○○○(英語) 大手予構校トッブ歴任の超大物講師。君に驚きと満足、そして合格を与えてくれる。
○○○○客員講師(古文) 『受験界のマドンナ」として偉大なる信頼を集める超有名実力講師。
・・・・等々、劇画風文章が並んでいます。
私も若い時にこういう先生に巡りあっていたらもっと勉強しただろうし、
東大は無理としても○大は行けたでしょう。
ッていうか夏から(この)私が大学で非常勤講師として又教えるんですよね。
それも産業心理学を。
学問はダメだからせめて教え方は工夫しなきゃと思っています
わかりやすさそのもの!・・・「わかる」感動を伝授・・・
「わかる」授業は君のやる気を生み出す特効薬・・・
ワクワク授業で数学のおもしろさ大爆発・・・・
などから「わかりやすく」がポイントのようです。
また、
熱誠授業を展開! ・・・・暖かい人間性が説妙のハ一モニーを奏でる・・・・
爽やかな笑顔と小気味いいアッブテンポの講義でとことん熱誠指導・・・
ドラマチックで熱い講義を体験せよ・・・・
などから「誠実に熱く語る」が第二のポイントのようです。
熱誠なんて言葉初めて知りました。
そこで私の紹介を予備校風に書いてみました。
原田進先生(産業心理学)「社会の底辺からはい上がり若年から産業社会でもまれた苦労人講師。
情熱と誠意あふれる語り口と、工夫され尽くしたわかりやすい授業で産業心理のおもしろさ大爆発、
産業組織の中で楽に生きていける心理学が知らず知らずに身に付く特効薬授業。」
・・・自分でニヤニヤしながら書いてみると多少不安がうすらぎます。
デザイン専門学校で3年、多摩美大で3年鍛えられたから何とかなるでしょう。
以前ちょっと書きましたが、多摩美の3年間は二部(夜間)で半分近くが昼間働いていて、
土曜日の最後の授業で、ちょうど夕飯後で、授業は固い「CI理論」だから、
私の目標は「どうすれば眠らせないか?」で、3人寝たら私の負けで密かに競争しました。
そこで考えたのは生徒にメモを書かせることと(後で回収、評価して戻す)
「セサミストリート方式」でわかりやすい話題をコロコロと変えることです。
今度その手が通じるか?別の手を考えないといけないか?ドキドキワクワクではあります。

●何歳から大人か?

 難しい問題です。
鳩山邦夫法相は民法で20歳以上となっている成人年齢を「18歳以上」に引き下げるべきかどうかの検討を
3月13日の法制審議会に諮問する方針だ。2009年をめどに結論を出す。(日経2.5)
昨年5月に成立した国民投票法が投票年齢を「原則18歳以上」と規定したわけで
全体的に、結婚、飲酒、喫煙、ギャンブル券購入、商取引も18歳にしようと考えているようです。
アメリカもイギリスもドイツも中国も世界各国でも選挙権年齢は18歳なんですね。
アメリカはほとんどの州でお酒は21歳でつまり選挙権(知識と判断)と飲酒(身体)は別だという考え方。
もう一つ大人意識と心の問題がありますが、こっちは教育年齢が伸びたので後の方にずれ込んでいるようです。
だから「型」から入って良いんじゃないかと思います。
例えば18歳で我が社に就職して田舎から出てきて一人で生活している社員を子供と感じたことはありません。
しかし、我が子は客観的に見たら立派な大人でも親の目から見たらいつまでも子供と感じます。
つまり、大人と子供の違いは本人と周りの自覚の違いが大きいことになります。
パラサイトシングル、フリーター、ニート、引きこもりは社会的自立を先延しているだけで、精神的にどうかわかりません。
身体は早く大人になり、社会は高度化しているので独立がおそくなり「30歳成人説」なども出てきます。
だから社会的には自立していなくても昔の元服みたいな儀式は必要なのでしょう。
成人式ではなく、家庭内、親戚内でやる儀式です。
お役所主催の「成人式」を若者が潰そうとするのは、
「社会的にレールに乗っかったやつだけ大人の仲間入りさせるのかよ。
おれたちだって、すでに社会に出て参画しているのに。」と言いたいのかもしれません。
だから大人の儀式は公的機関主催の大集団よりも、家族主催の個別の方が良いと思います。
あるはせめて小グループでしんみりやるのがよいでしょう。
儀式中では「君をこれから大人として遇する。これとこれの決済の自由を与える替わりに、
これとこれとこれの責任もかかってくる」と定型文から個人用にアレンジしたコメントを厳かに読み聞かせるのです。
私みたいに親としての威厳がたりなければ、他人にやってもらのもいいでしょう。
昔の「烏帽子親」という制度は、親の威厳の肩代わり的なものだったのかもしれません。
私自身は家庭環境上、社会的には18歳で世帯主つまり大人にならざるをえませんでしたが
そういう私でさえ、何歳から自分が大人と自覚したか、まったく覚えていないんですね。
だからか精神的自立は遅れました。大人になる儀式は誰にでも必要だと考えます。

●新宿が人気に対して○○さんからメールいただきました

 以下○○さんのメール
新宿南口のJR改札口の横、小田急の改札に向かう間にちょっとしたスペース があるのですが、
春先から夏頃にかけて、このスペースに日々入れ替わりで いろんなグループがビールを立ち飲みしています。
夜9時から11時前後ぐら い。
サラリーマン風の時もあり、若者のときもあり、外人のグループあり・・・・。
売店でビールを売っていることもあるのでしょうが、
何てことないスペ ースなのに何か惹き付けるものがあるのでしょうか?
また、
先日、新宿四丁目角のタバコ自販機の前で「きみら未成年じゃない の?」風の女子二人が、
もたもたとタバコを選んでいたので「ちょっと、
買 いたいんだけどさ!」と不機嫌に声をかけたら、
ビクッと振り向かれた後 「プ、please・・・・」と・・・・。
外国人(観光客?)だったんですね。
まったく分か りませんでした。
二人で旅行しているなら、大学生くらいでしょうか。
未成年じゃなければわ るいことしたかな。
日本の怖いおじさんにいじめられたと(笑)。

以上○○さんのメール

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