もどる 文責:進む原田 (susumu@praxcis.co.jp)
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■■■■■■■■■■デザインジャーナル261号
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■■■■■■■■■■2008年10月10日(金)発行
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目次 0 ・・・・・・・「まくら」のみ
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●改善されている大学病院

何時間も待たされることで、悪評高い大学病院も徐々にですが改善されています。
3年前網膜剥離の大手術を受け4カ月毎に定期健診に慈恵医大に通っています。
最初は診察で待たされ、支払いでまた待たされました。
診察の流れも早くなっているようで待たされた感覚はないです。
大きいのは、自動化による支払い時のスピードアップ。
自分の番号札がモニターに映し出されたら機械に支払って帰ります。
込んでいる時は10分ぐらい待ちますが、
番号が映し出されあとどのくらいか見えるので短く感じます。
診察券を機械に入れると、デパートのアナウンス嬢の、
最後がフッと抜けるような綺麗な声で(当然でしょう)
「しばらくお待ちください」
金額が出て「よろしければ確認ボタンを押してください」
お金入れると「領収証を発行します」となり、
最後に「おだいじに」と言われ、うれしい気もしますが、
同じ機械が6台横に並んでいるから、
「おだいじに」「おだいじに」「おだいじに」と
何度も同じ声を聞くことになります。
機械ごとに声色を変えるのは今後のコストダウンと心理上の課題です。
我々の方も将来介護ロボットに風呂に入れてもらう可能性が高いから、
機械の「おだいじに」に今から順応しておく必要があるでしょう。

●病院近くの珈琲ショップ

「異常ありません」と言う若い眼科医が神様に見え、
安堵と感謝の気持を抱えて病院を出ます。
検査のために瞳孔を開く目薬さされて目をぐるぐる回されているから、
何時間かかすみがかかった状態が続きます。
病院近くの同じ喫茶店に寄って時間を潰します。
日比谷通りにある、スタバやタリーズ的なよく考えられたインテリアです。
ちがうのは空気の停滞。
店員がいつも客席で何か飲んで携帯のぞいているんです。
昨日は3人いるうちの2人が30席の狭い店内に離れて座っていました。
私服を羽織るでもなく制服のままだからすぐわかります。
一人はとうとうカウンターにうつぶせに寝てしまいました。
二人連れのサラリーマンが入ってきましたが一人で応対しています。
今どき不思議な光景で、責任者不在の悪循環に陥った店舗です。
でもその投げやりな雰囲気が妙に落ち着きます。

●ノーベル賞

すごいですね3人も!と書いた後にもう一人オマケが。
ああいった研究一筋のシンプル人生にも憧れます。
ニュース見ていてだれがだれだかわからなくなりましたが
皆さん世間の波にスレてなくて純情そうです。
学問が社会をよくするのに役立っているからではありますが、
大学という殻が学者と学問を護ってくれているわけです。
「毎日何時時何分と決まった時間にお風呂に入るうちのお父さんが?」
なんていう家族のリアクションもほのぼのとしています。
毎日きっかり9時に寝る漫画の「天才柳沢教授 」(モーニングKC)
みたいな人もほんとにいたんですね。
ノーベル賞は忘れた頃にやって来るで、
20代から30代の研究が何十年後に認められることもあるのですから、
人生捨てたものではありません。
先日退職して名誉教授になられた知合いのS先生も可能性があるわけで、
何か心当りをメールで聞いてみましたがまだ返事はありません。
私の若い頃の研究は「どうやったらパチンコに負けないか」ですから
一生待っても無理です。

●「日本にあってアメリカにないもの」
について○○さんからメールいただきました

以下○○さんのメール

ウオッシュレットです。
これは日本にしかないもので、日本人は必須になっていますね。
数年前、 TOTOが米国に売り込んでいた頃、製品を見せると、
大笑いして話にならなかったそうです。
しかし、3年ほど前営業の方に聞いたら、高級品が売れてきて急成長、と聞きました。
高級品は4千ドルだそうです。
さらに、便器だけではなく、バスルームすべての提案になってきているそうです。
この不景気で、これどうなりますかね?

以上○○さんのメール

・・・・原田の感想
ノーベル賞といいウォシュレッとといい、
日本人は独創性あるじゃないですか。
私が若い頃は「サル真似日本ではいけない」と言って、
「なぜ日本で独創性が育たないか」なんて本までありましたが、
ちょっと雰囲気が変わりましたね。

●隣が歯科医

毎週通っている渋谷の会社に行くたびに「丁寧に歯を磨こう」と決心して帰ってきます。
隣が歯医者で、消毒の匂いと、チーンという歯を削る音と、
ジュジューッというバキューム音が聞こえて来るからです。
治療室のドアを開けていることもあり、けっこう大きな音です。
あの音聞きながら、もしこの世に麻酔薬がなかったら?と考えてゾッとします。
ソ連時代、ロシアでは歯の治療で治りが早いからと麻酔をしなかったそうです。
それを聞いた日本人の医者がソ連に行った時に試しに麻酔なしで治療してもらったら、
気が遠くなるくらい痛かったと文芸春秋に書いていました。
試す好奇心もすごいけど、たぶんその医者はたまに存在する、痛みに強い人なのでしょう。


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