もどる 文責:進む原田 (susumu@praxcis.co.jp)
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■■■■■■■■■■デザインジャーナル275号
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■■■■■■■■■■2009年6月19日(金)発行
■■■■■■進む原田
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0・・・・・・まくらのみ

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■  ■   まくらのみ  
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●今だに心はロ一マをさ迷っています。

「ローマ人の物語」(すべての道はローマに通ず27巻)まできました。
困るのは「YAWARA!」(浦沢直樹)の
やわらちゃんのおじいさんのロぐせの、
「ローマはー日してならずじゃ」というセリフが、
しょっちゅう頭に浮かんでくることです。
本を読んでいておじいちゃんの顔が出てくるので困ります。
紀元前753年、ロムルスと若者に従う3千人のラテン人にはじまって、
絶頂期が紀元2世紀末から3世紀の五賢帝時代となると
ローマは950年で成ったわけです。

●ウルトラサイダー

ウルトラサイダーというのはダイドードリンコと円谷プロ提携商品です。
瓶のがウルトラマン模様と赤とシルバー色になっていて
遠くからウルトラマンだとわかるデザインです
ウルトラマンティガなど6種類出ているどうですが
「ウルトラマン」と「ウルトラセブン」しか見たことがありません
ウルトラマンは真ん中に青玉があってそこに復刻堂と入っています
市ケ谷の時によく飲んでいたので四谷に引っ越してきて、
あちこち探したらいがいと近くにありました。
自動販売機のPOPに「シュワッとラムネ味!」と書いてあり、
そこでなぜウルトラマンかがわかりました
ウルトラマンの「シュワッチ」とサイダーの「シュワッ」
とかけてあるんです。
味は三ツ矢サイダーと全く同じ。
きっとダイドーの企画会議で、おじさん部長か誰か上司が、
「サイダーは三矢だし・・・なんかな良い企画ないかなー・・・
スカッとさわやかはコカコーラだし(若い社員は知らない)
「栓を抜いたらシュワーッ・・・シュワッとさわやか・・・
シュワッチ・・・そうだウルトラマン
(と腕をクロスさせもう一度シュワッチという)
・・・きみっ、すぐ円谷プロに電話してくれっ」
ということになったのではないでしょうか?

●犬に行ってらっしゃいさせる妻

朝の出勤時間
西荻駅の改札ロで30代女性がダックスフンドをだっこして、
改札の中にいるたぶん夫に向かってバイバイさせて見送っていました。
夫の姿は見れませんでしたが、
2人にとってダックスフンドは子供なんでしょうね。

●HACHI

アメリカ映画『HACHI 約束の犬』の予告編で、
リチャード・ギアが駅の出口で待っている秋田犬に
「ハァーチィ」と言うのですが、違和感があること。
リチャード・ギアは以前「シャルウィーダンス」のアメリカリメイク版にも
主演していて、案外それはそれで面白く観られたから、
今度も見ちゃったら泣くのでしょうが、
「忠犬ハチ公は渋谷でしょう」と今は抵抗しています。

●顧客満足度マイナス

朝、花粉症の季節でもないのに近所の耳鼻科医院の前に列ができていました
あちこちの小さな病院でよくみかける光景です
時計を見たら病院が開く20分前です
ということは列の前の人はもっと長く待っていることになります
毎日のことだから医者も知っているはずなのに
病人を外に立って待たせる神経はなんなんでしょうね
予約制にするとか番号札配っていったん家に帰すとか
方法はあるはずなのにまったく工夫の影もありません。

●まいどどうも

「まいど1号」人工衛星の名称です
東大阪の中小企業が打ち上げるその心意気はいいのですが
名称がなんとも零細企業的、日常的すぎる。
「まいどどうも・・・」は関西で、関東は「いつもたいへん・・・」で、
ビジネス上重要な言葉には違わないのですが。
言い出しっぺの青木社長は仲間の会社を9社集めて
JAXA(宇宙航空研究開発機構)にも協力を要請し、
事業スポンサーや、商業・研究目的で人工衛星を利用する
企業や大学も募っているところですが、
この逆張りと思われる「まいど1号」という名称を
なんとかしたほうが良いかも知れません。

●袖ふりあうも他生の縁

これまでたしょうを「袖ふりあうも多少の縁」と認識していたので、
多少どころか大きく解釈の深味が違っていました。
「他生」は仏語で前世と来世で、もっと深い意味があったのです。
となるとその意味は
「それまで知らない者同志が、袖がふれあうようなちょっとした出合いでも、
偶然でなくて前世から決められためぐり合わせかもしれないし
来世までもつながる縁かもしれない、
・・・だから人と人との出会いは大切にした方がいい」
という意味だそうです。
これから仲良くしたい人に言う、良いセリフです。

●ゼニアはイタリアのブランド

銀座の紳士服のブランド店があり、
てっきり「銭屋」で日本の店と思ったのですが
イタリアの高級紳士服ブランドZegnaだそうです。
エルメネジルド・ゼニアが1910年に創立。
「最高の素材は優れたデザインを、最高のデザインは優れた素材を求める」
がゼニアのデザインポリシー。かっこいいですね。

●除け上手の日本人

イギりスの研究者が「人はぶつがった時どう反応するか」
という国別比較をするために、日本に来てわざとぶつかろうとしても、
皆がスルリとうまく避けるので研究にならなかったそうです。
先日、夕方まだ明るい時間、新宿サザンテラス口近くで、
スーツをきたサラリーマンが雑踏の中を何か言いながら
真っ直ぐこっちに突進してきたのでとっさに避けました。
すれちがう時に聞こえたのが「おら、どかんか」という言葉。
前を歩いていた太めの鈍そうな青年も私の前にサッと避け、
そして後を振り向きもしません。
「酔っ払いじゃない異常者か?危ないなー」と
立ち止まって振り向いて見ていましたが、すぐ雑踏で見えなくなりました。

●お母さんは常に正しいことしか言わない

子供にむかって母親は
「成績の悪い子と遊ぶと成績が下がるから、
自分より成績が良い子と遊びなさい」と言います。
素直な子供だと、母親の言うこと聞いて、
自分よりも成績の良い子と遊びます。
そうしたら相手の子の成績が下がりました。
お母さんの正しさが証明されたわけです。

●子供を早く社会に出したがるアメリカ人の親

アメリカ人の親は裕福な家庭でも
子どもに早く社会を学ばせるために
新聞配達などアルバイトをやらせると聞きました。
家の前で子供がレモネードを売っているシーンはその表れとか。
でもアルバイトを嫌がる子供の方が多い。そこでお父さんが、
「リンカーンはおまえの年齢のときには社会に出て仕事してたんだぞ」
と言えば子供は言い返します。
「リンカーンはお父さんの年齢のときにはもう大統領だったんだよ」

●国際結婚カップルの終の住み処

吉祥寺でよく見かけるのは、西洋人女性と日本人男性の、
それも年老いたカップルです。
反対の西洋人男性と日本人女性のカップルは珍しくありません。
しかし年老いたカップルは見ません。
おそらく男性の国に住むからでしょう。
日本人男性といっしょになった西洋人女性は
男性が仕事しやすい日本で年老いたと見られます。
文化の壁を越えてよくこれまで添い遂げられたなと感心して見ています。

●自分のトップ校へ行こう。

栄光ゼミナールの電車のドア上ー行広告は巧みです。
今回は「世界一テレビ漬。」がヘッドライン。
サブコピーとして、
「日本の中学生は1日平均2.5時間テレビを視聴。
世界49カ国で最長でした。宿題は1日1時間で、世界最短レベル。
学力向上はテレビ依存を脱することから。」です。
スローガンは「自分の希望校へ行こう。」じゃなくて
「自分のトップ校へ行こう。」というのが予備校体質を表しています。


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