もどる 文責:進む原田 (susumu@praxcis.co.jp)
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■■■■■■■■■■週刊
■■■■■■■■■■デザインジャーナル292号
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■■■■■■■■■■2010年5月31日(月)発行
■■■■■■進む原田
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0・・・・・・・まくらのみ  

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■  ■   まくら
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●9枚羽のシュレッダーハサミ

ハサミが9本並んだシュレッダーハサミが届きました
使ってみたら重いです。
考えてみたら9本のハサミを同時に使うわけですから当然です。
ハサミの幅が3センチもあり形がグロテスクです。
各隙間が半ミリしかないので目詰まりしてますます重い。
これまでの5枚刃は、9枚刃の半分の幅ですが、
シャリショリと切れるのでかえって早いし癒される。
というわけで皆さんには5枚羽をお勧めします。

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○○さんのメール

家に5枚刃のシュレッダーはさみがあります
一昨年、書類をカットしてたら 手にマメができて 痛くなって
ハサミの手元がすべるからガムテープはって使ったけど・・・
そこでシュレッダー買ったんだけど音がうるさい
今は消しポンとかいうスタンプ式が楽なのを知ってからはこれ一本。

以上○○さんのメール
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●5枚刃ひげ剃り、プラス伝導ブルブル

「9枚刃のシュレッダーハサミ」の後は「5枚刃ひげ剃り」の話です。
これまで何度かひげ剃りの進化について書いてきました。
刃の枚数が増えたり怪我しない工夫が加わったりの進化です。
2枚刃が出た時は「そのうち3枚刃になるぞ」
「ほらやっぱり3枚刃がでた、今度は4枚刃がでるぞ」
「ほらやっぱり4枚刃がでた、今度は5枚刃がでるぞ」と言ってたら、
案の定その通りになったので、きりがないからほおっておいたら、
5枚刃プラスモーター付きの「Gillette Fusion 5+1]を見つけて、
はいはい書きます書きます・・・ということで書いています。
刃が増えた上に小さな電池が一個入りフブルブル震えるのです。
だから Fusion 5+1。1,300円と上手い値段設定。
同じ棚にPanasonicのジェイビングフォームで剃れる
電動ひげ剃りが2,000円で売っているので、
機能と値段が接近してせめぎ合いになっています。
5枚刃ともなると刃が線という感じで、
ジョリジョリじゃなくてスースーなでるような頼りない感じです。
あっだからブルブルを加えたのでしょうか?

●相撲取りが座っていた

水曜日の3:30の総武線に(春場所の時期がすぎてしまった)
すもうとりがデーンと座席2人分で座っていました。
場所中に相撲取りが座席に座っていいんでしょうか。
親方に見つかったら叱られるでしょうね。

●駅のベンチボスター鑑賞

Bunkamura「ザ・ミュージアム」
ストラスプール美術館蔵 コロー モネ、シスレーからピカソまで。
「語りかける風景。」展のボスターが駅のベンチ上にかかっています。
二つの絵が大きく再現されていて、
電車を待つ間つ朝日の中で美術鑑賞ができます。
展覧会のボスターは街の風景を豊かにしてくれます。

●前代未聞の色の組み合わせ

前回、色の話について書きましたが
歴史はじまっていらい、これ以上汚い色の組み合わせはないだろう、
という配色を見てしまいました。思い出すだけでムカムカします。
小林製薬の広告「ブレスケア」「ニンニク料理の後に、お腹の中からリフレッシュ!」で、
女性がブラウスを胸までたくしあげるとガラスの胃が見えます。
薄い黄色と、薄いペパーミントグリーンの液体に
赤の「餃子」とオレンジ色の「焼肉」の立体文字が入っています。
どういう色の組み合わせと配分が、胃の中の「臭い匂い」=不快を表現できるか?
を悪いことに才能のあるデザイナーが追求して、
それが見事に成功しているわけです。
不快な色の組み合わせってあるんですね。

●つい読んでしまう「私の履歴書」

日経朝刊の最後のぺージの囲み記事です。
1956年3月1日スタートだから55年続いていることになります。
19歳の時に一年間日経新聞を配達したのですがここだけは読んでいました。
現在出ている人は知らない人ですが業界では成功者で有名人のようです。
前回は有名な女優さんでした。(といっても若い人は知らない)
全く知らない人は最初は読まないのですが、
一度目を通すと「へーこんな人生を歩んだ人がいたのか」と
次が気になり最後まで読んでしまいます。
共通点を無理にあげるとすると、伸び伸びした少年(少女)時代と
反発心や弾力性のあるタフな性格と、
無我夢中で何かに取り組むものを見つけたことと、
それを理解し励ましてくれた良い師(友人)に巡りあえたことですね。
ほとんどの人が歳取って功なり名をあげた後に書かれるので、
自分は成功者と思わずに運が良かっただけだと淡々と書いていることです。

●ノラが差別用語

友人が吉祥寺のペットショップの店員に
「ここらへんって猫いるんですか?」と何気なく聞いたら
店員「そうなんですよ、野良が・・・・あ、野良って言ったら駄目なのよね・・・」
友人「えっ!?」
店員「のらと言ったら怒られるお客様が中にはいらっしゃるので」
友人「へー、じゃあなんと言えばいいですか」
店員「外飼いと言います。」

●アイパッド

アイパッドを今月の28日に売り出すから先行(予約)注文しませんか?
とアップルから来ました。
その予約すらもパンクして打ち切られていたというニュースが流れたり。
結局、発売したら買える店がたくさんあったり・・・
多くの人が実物見ずに48,500円の商品を予約するんだからすごいです。
Macの師匠に「アイパッドどうですか」と投げ掛けてみたら、
「あんな玩具では仕事が出来ないから私は買いません。」ときっぱり。
師匠が心待ちに待たれているのは、今年中には出るといわれている、
現在お使いのMacBookエアーの進化型だそうです。
ディスクの容量が大きくなり、バッテリーも持つようになり、当然早くなる。
師匠のMacBookエアーには、師匠の会社が全部スッポリ入っているから、
プロの道具はシンプルに、一つだけ。・・・だそうです。
うーん迷ってしまいます。
玩具が欲しいという面もあるし。飽きたら使わなさそうだし。
魅力ある商品を出せばこんな時代でも予約注文が殺到するという証拠です。

●NPO法人 はぐくみ心理相談所

鶴見駅から3分のところにあります。
この度、NPO法人になってからの10周年のお祝いがあり、
関係者として式典に招待していただきました。
相談料3,000円に抑えた、非営利団体ですが、
臨床心理士と産業カウンセラーの資格を持ったベテランの心理士がやっています。
ボランティア精神に満ちた、現代の赤髭診療所です。
私は8年前にここで最初の心理相談の経験をさせていただきました。
資格は持っていても最初はお掃除やお茶汲みしながら徐々に環境に慣れてゆき、
いつか本番をやらせてもらうという仕組みですが、
初めての経験は強烈に覚えています。
30分遅刻してきたクライエント(相談依頼者)の相談は、
30分を引いた、20分で終わるようになっていますが、
20分経って担当の所長が、その部屋に私を読んで、
「この部屋がこのまま空いているから、よかったら、この先生(私のこと)に
さっきしていた野球の話をして帰ったらどうですか」といって部屋を出てゆかれました。
クライアントにとってはオマケになります。私もそう言われると気が軽い。
何とスマートな初体験のさせかただろうと感謝しました。
生れてはじめてセラピストとして、クライエントと二人っきりになったのです。
初心者の浅はかさですが「二人っきりは意外と楽だな。」が正直な感想。
それまでの何年間かの訓練は、訓練仲間がクライアント役になり、
他の仲間や先生の前で実演させられて、(鍼灸師などと同じシステム)
「その発言は適切、不適切、なぜこのように聞かなかったのか、こう言わなかったのか」
と常に批判にさらされましたが、密室で二人きりだとそれがないのです。
・・・と解放感を味わったのは最初の段階のみで、
実際はクラアントが態度や言葉や回復で、表現しているんですけどね。
はぐくみ心理相談所は、不謹慎なことを考えるセラピストのタマゴも、
同時に「はぐくんで」くれたわけです。







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