もどる 文責:進む原田 (susumu@praxcis.co.jp)
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■■■■■■■■■■2010年11月5日(金)発行
■■■■■■進む原田
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目次
0・・・・まくらのみ

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■  ■   まくら  
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●前回は張り切って長くなり過ぎて不評?

面と向かって「あれはダメだ」という人はいませんが、レスが0だったのでたぶん不評。

●重複が怖い

これだけ回を重ねると内容がダブるんじゃないかと怖いです。
耄碌したなと思われるのが・・・
でもしかたがないです。
以前と言ったことが違っていたら、そのズレをお笑いください。
いやお楽しみください。

●脳からストレスを消す技術

有田秀穂という人の本で、社内ボスターの宣伝文句が
「最新の脳科学がついに解明した!
確実にストレスが「消える」方法とは?
1日5分、「太陽の光」を浴びて「リズム運動」をするだけ
それだけでストレスが「消せる」ならやってみたいと思いませんか?」
・・・・やってみたいです。それで消えるんなら。
でも私のストレスは厚味があるから消えないでしょう。

●BEAT CONNECTION 2010のシンボルマーク

「ビートコネクション2010」11月20日〜21日横浜アリーナで2日間開催される
Jポップのコンサートのボスターの左上に、シンボルマークがついています。
Bの膨らみが2つのスピーカーむき出しになっていて、音が聞こえてきそうな造形で、
グッド
しかし、オフィシャルグッズのラインナップについている
BEAT CONNECTIONのロゴは柔らか過ぎ
別々のデザイナーがデザインした模様(予想)
惜しい

●ついに四ツ谷駅のエスカレーターに広告

四ツ谷駅のエスカレーターの手すりに広告がついてしまいました。
明治ブルガリアヨーグルトストロベリー・・・プレーン・・・ミックス
エンドレスでずっとつながっていきます
浜松町や羽田空港で見たときは仕方ないかなと思ったけど
四ツ谷はいけません
一週間、毎日見てるけど慣れません
しかし、どうやったんだろうと思うくらい印刷は綺麗です。

●CIAじゃないICA

 NPO ICA文化事業協会といって、国際ボランティア団体です。
未開発国や被災地に、物や技術といっしょに文化も配ります。
「文化まではお節介じゃないか」と思われるかも知れませんが、
たとえば女性の地位が家畜以下に扱われる文化は今でも存在するのです。
井戸を掘って、これまで半日かかっていた女性の水くみなどの単純労働から解放して、
設備と技術移転で農業など女性の仕事を創出すれば、自然に女性の発言権は増します。
それが判っているから、男どもは女性が何か社会活動しようとすると反対します。
何千年と続いた文化ですから、外から押し付けても絶対に受け入れられないので、
タウンミーティングをセットして住民達に話し合ってもらうのです。
そういった文化では、男と女が話しあう習慣がないので別々になりますが、
世界の情報は入ってきているので、だんだんとそれではよくないのではないかという話になります。
実は日本の各地で行われている「タウンミーティング」の手法はCIAじゃなかったICAが開発したものです。
別に私が自慢することはないですが。(笑い)
縁あって20年以上、ICAの理事をしています。
先週JICAの「地球ひろば」を借りて、理事会と事業報告会がありました。
lCAの去年の一年間は、
10月以来フィリッピンの洪水の復興支援とその後の援助、
ハイチ、そしてチリなどの自然災害復興支援、
国際協力分野ではインドの貧困削減のための農村開発事業、
ケニアのマサイ族のための有機農業と貯水池修復なども4年目を迎え継続されています。
といった感じで、行くのは私じゃなくてICAのスタッフが身を挺して行きます。
お金を出すのは、JICAを始めとする日本の企業や団体です。
私は懇親会に出たり、理事会に出席するだけです。
先日、いきなり仕事場に電話がかかってきて「ハイチに行ってくれませんか?」
「どのくらいですか?」「2ヶ月間」「そんなに空けたら仕事がなくなります」
「じゃあ2週間でもいいから」「・・・・」といった具合でまだ一度も行ったことありません。
そのかわり、ちょこっとデザインしてお茶をにごしたりしてきました。
来年から国内のサポートネットワーク作りをお手伝いする予定です。
やわな私は、エコノミークラスで地球の裏側まで行って張り切り過ぎてきっと体を壊すでしょう。
lCAスタッフには、どの国の水を飲んでもおなか壊したことがないという豪傑女性がいます。

 報告会では英語が堪能なlCAスタッフが、参加者全員の前で、
「スカイプ」(インターネット電話、何時間しゃべっても無料)で、
現地のスタッフに今の様子をインタビューしましたが、よく聞こえることに驚きました。
昔の国際電話のように会話がズレたりもしません。
それぞれ、チリ訛り、インド訛り、アフリカ訛りの英語を聞いていると、
英語はアメリカとイギリスの言葉ではなくて、国際流通語だということがよく判りました。
私ももうこれから発音や文法にこだわるあまり引っ込み思案にならないで、
堂々と日本人英語を話そうと決心しました。ICAの去年の仕事をまとめると、
1.フィリピン洪水災害支援1(JPF)(完了)
2.フィリピン洪水災害支援2(JPF)(完了)
3.ハイチ地震災害支援(JPF)(完了)
4.チリ地震災害支援調査1(JPF)(完了)
5.チリ地震災害支援2(JPF)(完了)
6.ハイチ地震災害支援2(JPF)(完了)
7.ハイチ地震災害支援(富士通)(完了)
8.チリ地震災害復興支援(パルシステム東京)(継続中)
9.スリラン力学校支援(岐阜ゾンタクラプ)(完了)
10.ケニア東芝植林事業(東芝)(完了)
11.ケニア自然環境保護研修と植林活動(KNCF)(完了)
12.ケニア技術訓練校の建設調査(国土交通省)(完了)
13.インド農村開発事業(JICA)(完了)
14.インド農村開発事業(JICA)(継続中)
15.ケニアマサイ族への有機農業と貯水池建設(JICA)(継続中)
16.フィリピン洪水復興支援(富士ゼロックス)(完了)

上記の( )内がお金を出してくれた団体です。
(JICA)ジャイカはご存知ですね
(KNCF)は「日本経団連自然保護基金」、(JPF)は「ジャパン・プラットフォーム」で
NGO、経済界、政府が対等なパートナーシップの国際人道支援組織です。
国も企業も裏で良いことやってくれてます。

 当日、理事会に1時間前についたので、JICA地球広場(建物)の一階の喫茶店で、
時間を潰していたのですが、日曜日の午後だというのに、若者がたくさんお茶を飲んでいて、
それぞれ自分がボランティアした国の話題について語り合っていました。
 
 理事会で前の会長のMさんが「この度、勲章をいただくことになりまして・・・」と挨拶されて、
皆で「おめでとうございます」と言っていて、3日の新聞見たら
「旭日大綬章」という顔写真が載る上の位の勲章でした。
ICAの会長だからじゃなくて、参議院議員を長くやられて経済産業副大臣までやられたからです。
叙勲という遠い世界の出来事が、秋風にのって身近を通り過ぎてゆきました。








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