もどる 文責:進む原田 (susumu@praxcis.co.jp)
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■■■■■■■■■■デザインジャーナル306号
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■■■■■■■■■■2011年1月1日(元旦)発行
■■■■■■進む原田
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目次
0・・・・まくらのみ


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■  ■   まくらのみ
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あけましておめでとうございます
とうとう12月は一回も発行しませんでした

 実は・・・・
2年前に会社を四谷に引っ越したばかりなのに
12月にまた西荻窪に引っ越しました。
「会社を引っ越しました」というお知らせは最近しょっちゅう来るので
もう驚かれないでしょう。
それらの「お知らせ」は、バブルのころのような、
「儲かって社員が増えて、手狭になったから、もっと便利な場所に」
という話はほとんどありません。
これって私の年齢もあるのでしょうか?
私の知り合いは永年会社をやっている人が多いので。
いくら理論武装して移転案内にカッコいいこと書いたって(私のこと)
四谷の千代田区から西荻の杉並区へ引っ越しというのは、
対外的には都落ちととられます。
撤退?衰退?・・・小説家や漫画家は杉並区の方が成功と取られるので、
モノは考えようです。

ちょっとした歴史物語
 プラクシスをはじめて10年目の1991年にバブルが崩壊しました。
風船がパンとはじけるように崩壊したのではありません。
当時私も「困った」と言いながらも、ぼんやりとしていました。
この不景気騒ぎは2年、長くて3年で元にもどる、とたかをくくっていました。
その中で一人の評論家が「そんなもんじゃない10年続く」と書いて、
「この人は目立ちたくて大げさに言っているだけだ」と信じませんでした。
結果として彼だけが正解でした。
おまけがついて、10年どころか20年続いたのです。

デザイン冬の時代
その結果、今の企業のトップは「守備」が得意な人でしめられています。
バブルのころは「攻め」が得意な人がトップになりました。
私の持論ですが、世の中のリーダー特性は2種類しかいないと思います。
守り型か攻め型か?
アメフトでもボールをとられて守る側になると、守りに強いゴッツイメンバーにごっそり入れ替えますね。
企業もアメフトといっしょです。
不安定な危ない時代に「攻め」の人をトップにいだくとやばいという集団心理が働いて、
そういう人はトップには据えないものです。
企業の集団組織にもホメオスタシス(生物としての恒常性)が働くようです。
守り型トップにとってデザインは投資ですから特別なお金かける気がありません。
「社内にデザイナーを抱えているのだから社員にやらせろ」となって、
外注が激減するのです。

ポジティブ・ビジョン
 と・・・これまでの私の経験の視点で見ると、グチ&ネがティブになります。
正月は、未来に視点を変えて新しい可能性を模索して希望を膨らませるためのものです。
「あちこちチャンスが転がっている」という言い方しますが、それほどミエミエじゃないでしょう。
しかし、どんな状況でも視点を変えてポジティブな目で見回したら、未来に花咲く新しい芽が見つかります。
例えばコンピューターの家電化と ITコミュニケーションの一般化といった新技術の延長です。
インターネットでグローバルネットワークがつながれば世の中変わるその延長線上です。
ノーベル賞受賞で知った日本の科学技術の高さというのも希望です。

2011年
 皆さんも今年、公私共に様々な転機があるかもしれません。
キャリアだと、例えば、管理職になる、国内勤務から海外勤務になる、
会社を辞めて独立する、間接管理部門が長かった人が初めて現場に出る、など、
人生の節目には、不安と不満と苦労があるでしょうが、必ず後で役に立つものです。

 今年も世の中の節目と自分の節目を見つめ、いっしょに乗り越えてゆきましょう。
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