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目次 0・・・・まくらのみ ===================================================================== ■■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ まくらのみ ■ ■ ■ ■ ■■ ●景気が回復しつつあるようです ９日の日経に「トヨタ 純利益１４００億円上積み」が出て 次の１０日の日経新聞がすごかった 「日産自動車 純利益7.4倍」「大和ハウス 純利益５９％増」「牛丼三社 2ヶ月連続増収」「ツムラ 純利益14％増」 「シチズン 純利益９８8％増」「昭和電工 純利益６５％増」「ダイソー経 常益４６億円と最高」 「ニチイ学館 純利益２４％増 ２７億円」「パイオニア 最終黒字２６億円」「住友ゴム 純利益２.３倍２１０億円」 「しまむら 来期も営業最高益」「住友軽金属 ６４億円の最終黒字」「電気化学工業 純利益４６％増」 「日本電工 純利益５９億円」「石油資源開発 純利益９０億円」「イーアクセス 純利益４７億円」「AOH １２億円の最終黒字」 以上の記事が全部１０日の日経の１３Pと１４Pに集まっています。 もちろん減収減益という会社もぽつぽつと間に交じっていますが増収増益会社の間でかすんでいます。 上記のうちの２社は私がデザインで関係した会社だからうれしいです。 純利益というのはとても貴重なものです。 売り上げ（モノを作ったり売ったりして入ってきたお金）から 経費の全て（モノを作ったり売ったりするのに要した、あるいは準備した、設備や材料費や交通費や人件費といったお金） を引いた儲けの上澄みですから貴重です。 その半分を税金として納めるので企業に残るのはその半分でその中から配当金や役員賞与を引いたものが、 社内留保となります。つまり「企業の蓄え」です。 では今年からデザインの仕事が増えるか？そうあってほしいけど・・・ 本当に景気が良ければ、こんなに「儲かっている」と、ことさら言わなくてよいのでしょう。 経済が安定していれば、今投資すれば先で何倍になると信じられたから、 今期もこのまま行けばこの程度の利益があがるがこれは投資（儲けは減る）に回そう、 ということができたのです。 しかしこれまでの暗く長いトンネルを通ってきたほとんどの企業が、 「うちはこんなに儲かりはじめた強い会社だ」と言うことがとても大事な時期のようです。 デザインに投資出来るよう、渾沌から抜け出して早く心の余裕を取り戻していただきたいです。 ●ホームドアの設置 JR東日本が計画を前倒しして山手線全駅設置を急ぐようです（2.9日経） ２０１７度年中に、丸ノ内線全２９駅やってくれそうですね 「安全だとわかっているのだから、すぐやればいいじゃないか」と思うのですが １駅につき数億〜数十億円工事費用がかかるのだそうです。 でも早くつくってほしい！！ と何度もこのメルマガに書くのには理由があります 私自身がホームから落ちた人に巻き込まれた経験があるからです その日、朝早い市谷の駅のホームはまだ人はまばらでした。 電車の別のドアから降りてきたおじさんの様子がちょっとへん。 すれちがった後、気になって振り向いたらホームに誰もいません。 あーっと思って覗いたらおじさんが線路をまくらに倒れていました。 飛び降りました。（たまたま勢いで） ホームの下から「ベルをならしてください」と叫びながら、 おじさんを線路の外に出そうと抱えたのですが重くてびくともしない。 ぞっとしました。 若者に「お願い」と言ったらその若者も飛び降りてくれて、 ２人でそれぞれの腕を引っ張って線路のわきに連れ出しました。 非常ベルは駅中にずっと鳴りっぱなしです。でも安心できる音でした。 おじさんが飛び出すと危ないから救助が来るまでおじさんを後ろから抱えたままでいました。 若者はどこかへ去ってしまいました おじさんから酒のにおいはしませんでした。 朦朧とした意識下で「めがねめがね」と言うので、それどころじゃないだろうと思いました。 救助が来てホームの上に上がるときに線路のわきに割れた眼鏡を見つけたので、 おじさんの手の中にいれてあげました。 さっきの若者の真似をしてだまってその場を離れました 線路って錆などで汚れるんですね 私のイッセイミヤケの白いシャツがおじさんの顔と頭からの血と、 線路の錆で汚れてしまって、前を隠して急いで会社に行きました。 怖い体験は人に話したほうが予後が良いと聞いていたのですぐ社員に話しました。 テニスクラブでも話しました。 あの時私が振り返らなかったら、おそらくそのまま誰にも気づかれずにおじさんは・・・・ あるいはあの時、若者がいなかったら・・・といろいろ考えたりするので、トラウマが残りました。 この話は６〜７年前で時効ですが、いまだにゾクッとしてホームの端に近寄れないのです。 列の前から二番目でも、別の列の後ろに並び直します。 だから、早くホームドアの設置を待ち望んでいるのです。 ______________________________________________________________________________ 購読申込・購読中止は以下で可能です。購読は無料です。 http://www.praxcis.co.jp/deja/ ______________________________________________________________________________ メールマガジン「週刊デザインジャーナル」（mag2 ID＝0000014473） 発行元：プラクシス株式会社 http://www.praxcis.co.jp/ 『まぐまぐ』 http://www.mag2.com/ 発行者：進む原田 susumu@praxcis.co.jp ______________________________________________________________________________ ・・‥……………………… (c) 2010 Susumu,Harada …………………‥‥・・ 文責：進む原田 (susumu@praxcis.co.jp)
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