もどる 文責:進む原田 (susumu@praxcis.co.jp)
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■■■■■「デジャ」
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■■■■■■■■■■週刊(とは言いがたい)
■■■■■■■■■■デザインジャーナル321号
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■■■■■■■■■■2012年12月31日(月)発行
■■■■■■進む原田
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目次
0・・・・・・まくらのみ
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■  ■   まくら
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2012年もあと5時間です
皆様にはたいへんお世話になりました
いつも読んでくださりありがとうございます


●訂正記事

前回メルマガで早稲田大学の三田講堂と書きましたが
三田講堂は慶応大学で早稲田大学は大隈講堂だそうです
連絡をくださった方はたぶんどちらかの卒業生でしょう。
当事者にとっては「とんでもない間違い」なんでしょうね。
すみませんでした&ありがとうございました。

●師走と「第九」

会社の隣の24時間スーパーで、
ベートーヴェンの「第九」がかかっていて、年の瀬を感じました。
なぜ年末に「第九」?
正月休みに入り100人以上集めやすいというのもあるでしょう。
芸事のおさらいで年の最後に皆でバーッとやりましょうということかもしれません。
大勢の歌声でだんだんと盛り上がっていくあのせわしなさと師走の雰囲気がマッチしています。
歌詞の中に「おお友よ、悩みに満ちた音楽ではなく、歓びあふれる調べを皆で歌おうではないか!」
とあるそうで、年末にふさわしいよいセリフです。
クリスマスやブライダルや卒業ソングのように「第九」聴覚と「師走の」経験が、
多くの日本人にアンカーされてしまいました。

●「大納言」

 冬になると伊藤園のあずき飲料の「大納言」が駅の自販機に登場します。
駅のホームに立つたびに買ってしまうのですが、
「大納言」だけが売り切れていました。二回も。
このメルマガで宣伝したからでしょうか。
かわりに買ったバンホーテンのミルクココアの味が
そっくりで驚きました。

●ペットの名前

ある晴れた日、国立を散歩していたら、黒人が茶色のプードルをつれていました。
何度も呼んでいる名前をよーく聞いたら「うちべんけい」という名前でした
昔ニューヨークで暮らしていた時、ヨーロッパからの移住者の大家さんが隣に住んでいて、
「いーぬー」という名前の秋田犬をかっていました。
犬を買う時に「犬を日本語で何というのか」「犬」
「わかったこれからお前はいーぬーだ」ということになったのでしょう。
近所で出会う犬は「ちくわちゃん」「わごむちゃん」「すずりちゃん」と個性豊かです。
「すずりちゃん」は毛のない細い犬でグレー色していて、飼い主が書道家とのこと。
新幹線の中で猫を連れている人に名前を聞いたら「ざくざくちゃん」とのこと。
きっと「ネコに小判」「小判がざくざく」という発想でしょうか?
我が家の通りの犬の名前が「(我が家の)メロンちゃん」「ストロベリーちゃん」
「チェリーちゃん」「バナナちゃん」だからフルーツ通りとよんでいます。

●世の中で良くなっている点

世の中悪いこともいろいろ起きてますが、
サービス業のサービスは全体に向上したように感じます
飲食業の店員さんの態度もそうですが、
タクシーの運転手さんの態度もよくなりました。
行き先を言えばちゃんと返事してくれて、
降りるときは「ありがとうございました」と言ってくれます。
医療と介護サービスも向上しました。
母親の介護でお世話になった介護保険はありがたいシステムです。
大学病院(慈恵医大の眼科)でもそれほど待たなくて良くなったし、
先日、ICA文化協会の在日アメリカ人のウェインが、日本の心臓の名医に、
バイパス手術を受けたのですが、請求書を見て目を疑ったそうです。
5万円!!一緒にいた日本人の奥さんに確かめました。
「アメリカだと何千万円かかってもおかしくないのに」と言っていました。
先日の医療関係セミナーで聞いたのですが、日本の高い医療技術を頼って、
中国やロシアの要人や金持ちが治療に来ているのだそうです。
25日の日経で、
児童養護施設の職員を子供6〜8人に1人になるように国が後押しするそうです。
その人数比率だったら家庭的な雰囲気は可能でしょう。
現在は児童30人に職員一人だそうです。
私が昔、3年間福岡の養護施設にお世話になった時は、
施設に1人いる男性職員は常駐ではなく通いでした。
食事も一緒にした覚えがなく、名前も顔も思い出せないくらいの距離でした。
戦後12年しか経ってなかったので仕方がない面もありますが。
当然、生活している間の自治は中学3年生の最上級生に任され、
喧嘩が強いものから序列がつけられ・・・
とこのことについて書き出すと止まらない。(笑い)

●働かない働きアリ 

「群れの中には必ず働かないアリが同比率だけいる」(日経12.15)
働きアリのうちの働かないアリがどの群れにも必ず何割かいて、
働かないアリを取り除いて働くアリだけにしても、
その中から働かないアリが同じ比率だけ出てくる、
というスタンフォード大学の実検が有名ですが、
北海道大学で同じ実検をして新たな性質が見つかったというのです。
「群れの全員が働くと同時に疲れきってしまうので、
誰かが休んで体力を残しているのかもしれない」と
研究者は働かないアリに暖い解釈をしています。
企業や組織にも働かない人がいることに何らかの意味があるのでしょう。
日本企業の場合は社長以外の重役がその役割を担っているようですが、
いつでもベストな状態で社長業を引き継げるように、
体力を温存する意味で若い社員ほどは仕事しないのかもしれません。
10人の重役がいたら社長になるのは1人で、あとの9人は無駄かもしれませんが
アリの実検から、それも意味あることとして暖い目で見守ろうではありませんか。

●韓流ドラマのキーワード1「口をつぐむ。言葉を飲み込む」

 主人公が敵に何かイヤなことを言われたとします。
あるいは罪をかぶせられて誤解されているのに、
言い返すとか、説明するとかすればいいのに、口をつぐんでしまう場面が出てきます。
おかげで主人公はえらい目にあわされるので、
「そこでなぜ説明しないの」とイライラしながらこちらは見ています。
アメリカ人には考えられない行動だから韓流はアメリカでは流行らないでしょう。
黙って耐える主人公の姿を見て感じるイライラともどかしさは、
いずれ誤解が溶けた時(本人ではなく他人や状況が誤解を解く)の反動、
安堵感を増幅させ面白み(旨味)に変化します。
きっと文化的に「目上に逆らわない奥ゆかしさ」の比重の方が、
誤解されたり軽蔑されたりする一時的な苦しみに比べて、
余りある報酬(尊敬と信用)が得られるからではないかと思います。
後々何やっても「あの人は言い訳しない正義の人だ」と信用されますので。

 韓流ドラマのキーワード2「証拠の品物」
必ずといっていいほど小物が重要な証拠としてからんできます。
王様の落とし胤を示す宝石のペンダントとか兄弟を証明する靴とかですが、
貧困の中を転々として流浪する波乱に富んだ子供時代に、
あんなに目立つ高価な宝石をなくさずにこれたもんだと、
ツッコミ入れながら、しかしそれだけが証明する品物ですが、
「なくさないかなー」とハラハラ見ているわけです。
しかしあのデザインは何とかして欲しい。
王様の子供の証拠品にしては品格のないデザインですので
カルティエやティファニーのデザイナーに発注したら良いと思います。

 韓流ドラマのキーワード3「出生の秘密」
誰もが思春期のころ「自分は本当にこのダサい親の子供だろうか?」と疑い、
「本当は高貴な生れではないだろうか?」と夢見たものですが、
韓流ドラマはその幻想を実現して見せます。
主人公は実は高貴な生まれでありながら、
本人はそれと知らず貧乏な悲劇に満ちた子供時代を送ります。
そういうわけか性格は曲がらない。
韓流ドラマの高貴な人というのは王様とか貴族とか現代では政治家とか大企業の会長ですが、
キリスト教では全員が神に似せて作られた神の子ですから、
王様とは比べ物にならないくらい高貴な生れです。
あなたも私も高貴な生れ・・・を今年のシメとしましょう。
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