もどる 文責:進む原田 (susumu@praxcis.co.jp)
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■■■■■■■■■■週刊(とはもはや言いがたい)
■■■■■■■■■■デザインジャーナル323号
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■■■■■■■■■■2013年3月1日(金)発行
■■■■■■進む原田
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目次
0・・・・・・まくら
1・・・・・・デザイナー諸君(イラストレーター、漫画家、カメラマンも含む)
       ブログではなくメルマガで文章訓練を積もう
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■  ■   まくら
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●ウェキペディアに載っていた

心理関係の友人が「ウェキペディアに出ているよ」と、
プリントして持って来てくれました。
原田進で出ているのです。
びっくり仰天!
実績も経歴もわりと最新のもので正確です。
誰が載せてくれたのでしょうか?ありがとうございます。
業界仲間?業界団体?広告会社?印刷会社?個人?

●10年日記三冊目突入

 一冊に10年分書く日記を「10年日記」といいます。
他に2年日記、3年日記、5年日記などがあります。
去年で10年日記の二冊目が終わり、今年から三冊目にはいりました。
二冊目つまり20年分が終わろうとした最後の年は、
「やれやれこれで終わりで日記から解放される」と考えていたのですが、
終わってみると、ちょっと寂しくてついついまた一冊買ってきてしまいました。
今度は習慣を変えることの方が難しくなったわけです。

 残念なのは書いてきた内容が出来事記録だけだということです。
一日5行分ですから出来事だけで埋まってしまいます。
だから三日坊主の私にも続いたということもありますが、
記録としてはちょっとものたりません。
私の20年間の波乱の中年期危機真っただ中の記録であるわけですが
もっと感じた事や考えた事を書いていれば、
いずれまとめようと考えている中年危機期の研究資料に、
なったかもしれないのにのにとちょと残念です。

 しかしこの歳で10年日記を新たに始めることは、
一冊目、二冊目に比べて途中で終わるリスクも高いので、
ちょっと抵抗がありました。
でもキャリアデザインの立場では一生を90歳と考えますので、
後10年は延長中年期として、安定した実り豊かな時期を過ごせるかも知れません。
江戸時代の中年期は30歳、明治時代の中年期は40歳止まりでした。
大正・昭和は50歳止まりで、現在は中年期の研究論文では65歳までです。
中年期から老年期にかかる時期は、特に個人差が大きいので、
意識の持ちようでは、70歳以上まで中年期が続くと言ってもいいかもしれません。

●労働着の若者

 朝夕の総武線や中央線は通勤電車ですが、時々、真面目そうな青年が、
鳶用の裾が拡がったズボンをはいて乗ってきます。
先日の雪の日、クロネコヤマトの手押し車の小さな車輪が雪に取られて、
おじさんが立ち往生していたので見かねて後ろから押してあげて、
近くで見たら20代の若い男性でした。
職場に宅配便を届けるのは20代の女性です。
若者が真面目に力仕事をしている姿が美しく、
日本もまだ捨てたもんじゃないと思います。

●着物をマジックテープで止めるアイデア

 20年前、フランス人が「不思議の国のニッポン」という本の中で
「日本にはドレスを着るための学校がある」と書いていました。
着物の着付け教室の事です。
もっと着付けを簡単にして着物を若者に着せようということで、
作り帯をマジックテープで付ける着物が売り出されました。
「すばらしいアイデアだ。今までだれも気がつかなかったの?」
と友人に聞いたら、ユニバーサルスタジオなどで、
お姫さまになって撮影してもらう時などはマジックテープだったそうです。
マジックテープは接着力が徐々に落ちるのでジッパーも良いかも知れません

●がんばれ英語の先生

 20年前、四谷の英会話スクールにちょっと通っていた時に、
中学の英語の先生がきていましたがさすがに熱心でした。
この度、英語の先生は英検準一級(TOEFLで550点、TOEICで730点以上)の、
資格をとるようにと、お上からお達しが出ました。
高校の英語の先生で49%とまだ半分しか持ってないんだそうです。
公立中学校の英語の先生は24%ですからこれはちょっと問題かな?
英語の先生は「そんなー今さら急に言われたって・・・」
お上「国際化に向けて前々から準備するように警告しただろう?
英語が好きで英語教師になったんだからそのくらい努力するのが当然だ。」
という会話が交わされたはずです。
海外からの留学生とか帰国子女とか増えるわけですから、
英語がしゃべれない英語の先生は不安でしょうがないと思うんですが、
きっと今までずるずると本気で勉強する踏ん切りがつかなかったのでしょう。
しかし国際化という黒船がきてキャリアと生活が脅かされているのです。
先生方もこれから本気でキャッチアップしなければなりません。
高校ではいきなり方針が変わって
「明日から授業はすべて英語でやってください。当然出来ますよね。」
といった事態になると(可能性大)、もう英検準一級だけでは難しいので、
半年間仕事を休んで自費で語学留学するしかないのかもしれません。

 企業の動きはすばやいですね。お上はムチだけですが企業は飴を強調します。
ソフトバンクはTOEIC900点社員に報奨金100万円を渡すと(日経1/11)に出ていました。
800点以上なら30万円の報償金、その下の600点以上ならば、
社外の英語研修の受講料を補助してくれるそうです。
企業ですから、出世させないとか評価を低くするとか、ムチもちゃんと見え隠れしているでしょう。
企業が注目している大学(日経の人材育成力ランキング)トップの秋田の「国際教養大学」や、
別府にある「立命館アジア太平洋大学」は、外国人の教師から留学生といっしょにすべて英語で授業を受けるからです。
東大や他のブランド大学をしのぐ人気ですから、英語力(国際感覚おまけ)優先の時代になったという事です。

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  ■     デザイナー諸君  
  ■     (イラストレーター、漫画家、カメラマンも含む)
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  ■     文章訓練を積もう
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デザインの仕事が入るとメルマガがおろそかになる理由は、
絵画表現と文章表現の脳を使う場所が違うからででしょう。
感性が右脳、理屈が左脳といわれていますが、
感性は図で表し、理屈は文章で表しやすいので、
脳の左右別々の部分を働かせているのでしょう。

 このメルマガは最初は宣伝活動の一環で始めましたが、
途中ブログが出てたのにメルマガにこだわった理由は、
切り替えが面倒くさいのもあるけど、写真や図で表す誘惑を避けるためです。
文章修業のためのメルマガ。

 デザイナーにとって、一枚の図で表すほうがずっと楽で、
そのほうが効果的なのを経験してきました。
デザインが商売になっているのはそのためですが、
いつの間にか図解力で楽をして、それに頼りきって、
主に文章でやり取りされる理屈がおろそかになってきます。
デザインを納品する場合は絵と理屈(主に文章)のセットで提出します。
クライアントがデザインに理屈の裏付けを要求するからです。
リスクの結果を負うクライアントとしては気休めでも良いから理屈の保証を求めるのです。
だからデザイナーも無理してでも論理性と文章表現技術の訓練する必要があります。
そのためには得意とする図や写真が入れられないメルマガが最適です。
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