もどる 文責:進む原田 (susumu@praxcis.co.jp)
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■■■■■■■■■■2014年3月3日(日)発行
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0・・・・・・まくら

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■  ■   まくら
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●カンフーパンダの名言

友人Fから「これ面白いから」と借してくれた「カンフーパンダ2」を観ました。
面白いのなんのって文化度も高く迫力も満点以上。
「これは1も観なきゃ」とAmazonで買って観たら1も素晴らしい!!!
思想はアメリカですが中国の文化様式が見事に再現されています。
中国の首脳が「何であれがうちで作れないんだ」と自国の関係者に怒ったそうですが、
「そんな急には無茶でっせ」と関係者は心の中でつぶやいたはずです。
日本とアメリカが第2次世界大戦に突入する前年の1940年に、
あんな素晴らしい「ファンタジア」(ディズニー)を作った国です。
文化の蓄積(コンセプトとストーリーメイキングと表現技術)が違います。
あのような高度なアニメはアメリカ以外に作れないでしょう。
3Dの技術はどこにもあるかもしれませんが、エンターテインメント性はアメリカの独壇場です。
「カンフーパンダ1」のコンセプトは、デブパンダが強くなりヒョウを破る「才能と努力で夢はかなえられる」
「カンフーパンダ2」のコンセプトは「才能と努力でアイデンティティの獲得と心の傷からの解放」です。
両方とも、もっともアメリカ的なテーマです。
秘めたる才能を開花させて見る見る強くなるパンダは、アメリカに多い肥満児に勇気を与えたでしょう。
「マスター5」とよばれる5人のカンフー達人達のキャラクターが素晴らしい!!
タイガー(女子)、モンキー(男子)、カマキリ(男子)、ヘビ(女子)、ツル(男子)と男女設定からして意表をついています。
パンダの「ポー」は男子です。
先生はレッサーパンダの老師。その先生の先生はゾウガメの導師。
後から来た新入りパンダを追いだそうと皆にいびられ、「もう辞めようと思う」と導師に報告に行きます。
その時の導師の言葉が素晴らしい!思わずメモりましたよ。
「君は、今までとこれからを心配しすぎなのです。
言うでしょう・・昨日とは過去のもの、明日とは未知のもの、今日という日はもうけもの、それは天の贈り物」
と韻をふんでいます。実はこの翻訳もよくできています。原語は、
「You are too concerned with that was and what will be. There's a saying.
Yesterday is history, tomorrow is mystery but today is a gift, that is why it is called the present.」
英語ではギフトとプレゼントと現在とをかけて韻もちゃんと踏んでいるのです。
こういう美しい言葉(導師の声がまた柔らかくゆっくりで優しい)で説教されたら素直に聞けますね。
子供向けのアニメとバカにできません。
あ、それと亀も、陸に住む亀をトータス、水の中でくらす亀をタートルと違う呼び名なのだそうです。(友人F談)

●いいなー 世界中から引く手あまた

2.6日経 夕刊の一面に「パイロット 世界で争奪」という記事が出ていたので、
「よし明日、パイロットの友人に会うから聞いてみよう」と翌日記事を持って行きました。
ところが大雪で、朝急きょ羽田空港に呼び出されたということで会えませんでした。
その後電話がかかってきたので聞いたところ本当に世界中から引く手あまたなのだそうです。
今後20年間で50万人のパイロットが必要になるということで免許持っていると当分失業はないでしょう。
友人は、自衛隊の戦闘機乗りから、ホテルマンになって、その後民間大型機のパイロットになり、
まだ50歳前ですが、パイロット指導教官やりながら、自分も世界中を飛び回っています。
部下や仲間がどんどん海外の航空会社に引張られていっているそうです。
彼らは英語がしゃべれるからどこにでもいけますよね。
普段は仕事でそんな複雑なことと話さなくていいし。
どこどこの上空の何キロの高さをどのくらいの早さで飛んでいるとか、
気温がどのくらいだとかだけでとりあえずはいいわけです。
きっと感覚もグローバルでしょう。
私は東京に来て10年目にクルマを買って乗り回してはじめて新宿と渋谷と池袋の位置関係が分かり、
東京を征服した感覚になりました。
パイロットはそれの地球規模版です。
友人は自宅から飛行場までクルマを運転して、飛行場から飛行機に乗り換えて自分で運転して、
パリやロンドンまで行って帰ってくるわけですから、世界が狭いと感じると思います。
この「自分で運転して」というのが大事でスッチーは彼らの感覚ほどではないはずです。
だからパイロットは外国の会社に移籍するなど抵抗はないと思います。
「デザイナー世界で争奪・・・今後20年間で50万人のデザイナーが必要」という夢をみました。


●女子力で世界に挑む ソチ五輪開幕(日経夕刊2.8一面)

ソチのオリンピックで、日本の代表選手が初めて女性が男性の数を上回ったそうです。
という記事を書きはじめて、とうとうテレビをみないうちにオリンピックは終わってしまいました。
スケートなどいろいろドラマがあったようですね。
まおちゃんの二日目の演技を友人が感動の涙で観ていて、隣の部屋で子供も感激の涙流して観てたそうです。
あの演技で友人が抱えていた悩み「失敗するかもしれない不安が吹っ切れた」と言っていました。

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