もどる 文責:進む原田 (susumu@praxcis.co.jp)
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■■■■■■■■■■2014年7月10日(木)発行
■■■■■■進む原田
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目次
0・・・・・・まくら

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■  ■   まくら
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●ここでもワーク・ライフ・バランス

 三鷹駅前正面に大きな横断幕があり、
「家族と話せる時間を作りましょう」というスローガンと、
「ワーク・ライフ・バランス宣言都市・・・三鷹市」と書いてありました。
「仕事ばかりしてないで、早く帰って家族と過ごす時間を作りましょう」という趣旨です。
リコーなど「残業禁止」にした大きな会社が報道されていますが、
家族にとっては大きな文化革命です。

 お父さんも子供との会話のやり方を学ぶ必要があります。
ビジネスで交わす会話のやり方では家庭では通用しないからです。
子供が小さいうちはパパ、パパと喜ぶのでいいですよ。
しかしちょっと大きくなると「るっせー」とか「うぜー」とかなります。
そうなると「やっぱり俺は仕事に生きる人間だ」と残業&赤提灯生活にもどってしまいます。

 どうでしょう、残業禁止にした会社から社員に1日でいいから、
子供の発達の基礎と親行訓練や傾聴訓練をしてはいかがでしょうか?
「親父がいるとかえって話がこじれる」と言われる前に。
実は、親父は家族に良い影響をお与える可能性があるだけでなく、
親父自身の発達課題(親密性と世代性)を学ぶ良い機会なのですが。

●香ばしい人

 ネットの世界でヤバイ書き込みをする人をいうのだそうです。
2ちゃんねるなどで、強烈な恨みや悪意、負のオーラを書き込む人のことです。
そこまでいかなくても、ちょっとヤバそうな人も「ちょっと香ばしい」と言うそうです。
「きな臭い」に通じるニュアンスでとてもよく伝わってきますが、
「香ばしい」はもともと良い意味だから、ちょっと気の毒ではあります。
2チャンネルの強烈さにはだいぶん慣れてきましたが当事者は傷ついているでしょう。
まだフェイスブックもツイッターもない時代からこのメルマを出しているのですが、
すごいこと書いて来た人がいました。
全部あっちへいってくれて助かっていますが。

●日本から電柱がなくなる日が来る

 うれしいニュースです。
東京都をはじめ各地で本気で電柱を地下に埋める検討しています。
オリンピックで外国人が来るからということで、
環境デザイナーの偉い先生方が役人を説得してくれたのかも知れません。
皆さん小さいところから電柱を見慣れているからそれほど感じないかもしれませんが、
デザイナーからすれば、あの視覚ノイズはもう神経逆なで状態です。
さんざん電気のお世話になってながら言うのもなんですが。
地上にムキだしの電柱は修繕したり線をふやしたりしやすいので、
コストが安く付き、発展途上国はみなそうです。
都市が成熟するにつれて電柱は地下に潜るらせるのです。

 これまで一番、電柱&電線に泣いていたのは建築デザイナーでしょう
自分の設計した建物をデザイン雑誌に発表しようと写真をとったら電線だらけ。
フォトショップで消す作業をしなければなりません。
電柱と電線をとるとデザインが際立ってとても美しく見えるのですが、
世間に対してウソ付いているという後ろめたさがあるはずです。

 今は各人が自分の建物の外装の個性を競い合っていますが、
電柱が無くなると悪目立ちするので、
だんだんと周りとの調和にこだわるようになるはずです。
つまり街の成熟ですね。
はやくそうなってほしい。


●振り込め詐欺も国際的拡がりを

 ○○さんはアメリカの大学院の同級生で日本に住んでいる日本人です。
「アメリカの教授から英文メールで『フィリピンの旅行中に盗難にあったから2650ドルすぐ振り込んでくれ』
と言って来たんだけどこれ気持ち悪い」というメールが来ました。
「詐欺だと思う」とメールした直後、今度は学校から、
「ウソだから振り込まないように」と注意メールがきました。
振り込め詐欺も国際的になり、KOBANやMANGAと同じようにFURIKOMESAGIと、
よばれるようになるのでしょうか?

●KOBANが世界で有名になってます

 アジアや南米で交番制度が導入され犯罪率が減っているとニュースになっています。
南米はブラジルが起点でJICAが協力しています。
こんなに効果のあるものを、なぜどこもやらなかったのでしょうか?
アメリカだと、孤立した警官が襲われる危険性と、それに労働条件だと思います。
日本の交番の建物は小さく環境は劣悪ですが警察官はよく我慢して座っています。
最初からああいうもんだと思うから我慢できるのであって、
あれをアメリカ人警官にやれというと大騒ぎになるでしょう。
しかし犯罪が減るのは明らかで「職務質問」で犯人の検挙率も高いそうです。

 べテラン警官になると新宿のような雑踏の中でも、
アッとカンが働くのではないでしょうか。
それが証拠に私は職務質問をされたことがありませんから。
西荻窪駅前の交番の前には夜中でも外に警官が立っています。
睨みを聞かせて住民を守っているという感じです。

 先日、本郷3丁目の交番で、道を聞いたら、武骨ながっしりした警官が、
無愛想な顔で教えてくれましたが、怒られているようでした。
マクドナルドの笑顔サービスを要求する方が酷なのかもしれませんが、
もう少しなんとかならないか。


●ウナギウナギウナギ

 「ウナギを食べに行こう」と友人から誘われました。
ウナギが絶滅の危機にあるというテレビ番組をみて、
今のうちに食べとかないと食べられなくなると、
いてもたってもいられなくなり後の3人に声かけたとのこと。
1人の人は実家が近いのでよく知っていました。
有名な店(南千住の「尾花」)だから1時間以上並ぶのだそうです。
予約はとらないので人臣位を極めた人でも平等に並ぶとのこと。

 私は生涯通じて、食べるために並んだことがないのですが、
友人2人の情熱に引き込まれ並ぶことにしました。
1時間前についたら、小雨の中を傘さして20人ばかりが並んでいます。
「こりゃ第一陣に入れるかな」と心配していたら、
1時間後にぎりぎりで店の中に入れました。
5組後の、はずれた組みはまたそれから1時間以上ずらーっと並んで、
こちらが食べているのを見ることになり、天と地の開きができます。

 店にすわって待つこと30分以上、
うな重の大が5千円ですが、さすがに美味しかったです。
落語にあるように、舌の上でウナギがとろける感じ。

 友人が前回来た時は、列のすぐうしろに癌の人と友人達で、
「死ぬ前に最後に食べたい」という感じで来ていたとのこと。
「じゃあその人に順番を譲ってあげたのか」と聞いたら、
「平等だから譲ったりしない」と明確な答えでした。

●アナと雪の女王

 TSUTAYAで一日中「アナと雪の女王」の歌がかかっています。
「悩んでたそれももうやめよう
ありのままの姿見せるのよ
ありのままの自分になるの
何も怖くない 風よ吹け 少しも寒くないわ
悩んでたことが嘘みたいで
だってもう自由よなんでもできる
どこまでやれるか自分を試したいの
そうよ変わるのよ 私・・・・」

 女性への応援歌ですね。
「どこまでやれるか自分を試したいの そうよ変わるのよ 私」
というところが好きです。

 友人から「アナと雪の女王」の反対を教えてもらったので、
さっそく次の日、研修会の講師したときに、皆に聞いて見ました。
1人の受講者が「ジャルと夏の王様」と答えたのでそちらを見たら
その人はアナのパイロットでした。

 このパイロットは次の日、別の講師の先生と奥さんを、
飛行機を運転してをロンドンに連れて行きました。
半年前、70歳を超えた心理の先生が、メーリングリストで、
「○○さん、僕を安全にロンドンまで運んでくれないかな」と書かれたので、
そんなことできるのかと思っていたらほんとに実現したのです。
「私が運転して、先生をちょっとロンドンまでおつれします」とう感じ。
上記の国性的、振り込め詐欺といい、
我がICAのコピー「世界は地球村になった」という実感です。


・・・ビジョン・プレゼンテーション・・・・3は次回に回します
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