もどる 文責:進む原田 (susumu@praxcis.co.jp)
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■■■■■■■■■■週刊
■■■■■■■■■■デザインジャーナル345号
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■■■■■■■■■■2015年2月27日(金)発行
■■■■■■進む原田
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等倍フォントが読みやすいです
目次
0 ・・・・・・まくらのみ  

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■  ■   まくら
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●福岡の百道(ももち)海岸も泳げるようになっていた

川と空がきれいになって「東京で海水浴が出きる」という記事で、
子供のころ泳げた福岡の百道海岸のこと書いたら地元の○○さんがメールくださいました。
「今は昔の海岸が埋め立てられて、そうですね100メートルほど沖合まで埋めて、
そこが再開発されて色々できています。海岸線は美しい人工海岸の趣で、もちろん泳げます。
昔と違いますが新しい百道です。・・・○○さん」ありがとうございます。
ありがたいです。

●何と平和な日本

テレビ画面に重要人物と思われる人が無言で映っています。
「5時になったので」とインタビューが始まりました。
日本サッカー協会会長とのこと。
アギーレ監督に関する説明をして2〜3分後にやっと首にしたという話。
そのインタビューが終わったのが5時19分です。
その後のニュースでまたそのことをいっていました。
国営放送のNHKが20分もかける事件でしょうか?
他にいろいろ重要なニュースはあるでしょうに、あぎーれました。
なんてのんびりした国なのでしょう。

●心理茶番劇・・・国会中継

 野党議員の質問は、与党である首相や大臣や役人の言質を取ろうとする質問ばかりです。
答えるほうも言質をとられないように、のらりくらりと間合いをはずしていきます。
そのためには、前に答えた内容とほとんどダブルことになります。
野党議員は「なにも答えてないじゃないか!イェスかノーで答えてください」と詰め寄ります。
それでも前とほとんど同じ内容を言います。
3回目くらいになると野党が怒り出してやじが騒がしくなります
先日は「例の日本人人質事件の時に政府は何をしていたのだ」という質問で、
呼び出された担当役人に対しては特に厳しく追求していました。
お役人も言質を取られたら失点になるので同じことを何度も言ってまた責められます。
あれはお役人を責める形で、その上の大臣を責めているのでしょう。
同じ答えを繰り返すお役人も粘り強い。
よほどしっかりとした芯をお持ちなのでしょう。
そうなると中断して各党の担当者が議長席の周りに集まって談合するんですね。
そしてまた同じ質問で再開です。
お役人は「先ほどのお答えに付け加えさせていただきますと・・・」
と言いながら何も新しいことを付け加えない。
野党がまた騒ぎ出すという茶番劇です。

 お互いわかっててやっているわけでよく我慢できるなと思います。
あれもこれも考えた末の妥協の、あるいは色々やった末の結果で、
今後のことがあるから裏話を話すわけにはいかないし、
「すみませんああなったのは政府の責任です」とも言えない。
本音は「あなたの考えたことも、もちろん考えてみましたよ。
しかしこういう事情があってああするしかなかったのですよ。
しかしああいう結果になった今、私もあれで良かったかな?
まずったかな?いやせいいっぱいだった、と考えているところです」
というものでしょうが、国会中継はお芝居の見せ物ということで、
お芝居に型があるように、質問者もイノセントぶった役者を演じているのでしょう。

 それにしても相変わらず野次が多い。
カリフォルニアの州都、サクラメントのお世話になった日経二世の人が、
日本のテレビ国会中継を見ながら「あれだけは恥ずかしい」と言ったのを聞いて、
自分も恥ずかしかったのを覚えています。
先日はあんまり野次がひどかったので、安倍首相も、
「それじゃ話できませんよ。だまって聞いてください○○議員」
と名指ししていました。
なるほど良い手だなと思いましたが、
支持者からは「あっ、○○先生国会でがんばっているな」と思われて、
効果がないのかもしれません。

 次の日の国会中継で、昨日とは雰囲気が全く違います。
やじも全くなく、静かだったのでおや?と思ったら、
同じ与党議員が与党政府に質問している場面でした。
つまり同志・先輩である相手をたてつつ、それだけじゃ国会質問にならないので、
ちょっと提案を加えて、自己の存在アピールという慣れ合い雰囲気です。
野党は来てる???はずなのに、白けて黙っているのでしょうか。

●人生を逆算でみると見えてくるもの

 上智大学のデーケン博士の「死生学」で、死から今を眺めると、
今の意味が深くなると言っていました。
あと1ヶ月の寿命と告げられた人が道端の野花に感動した話を聞きます。
そういった深い感動じゃなくても、死から逆算した何十年かは、
多少でも生活時間の意味が違ってくるかもしれません。

 先日私の心理研究会で参加者に
「何歳まで生きるつもりか想定年齢」を一人一人言ってもらい、
ホワイトボードに書き出しました。

50歳代の女性はが80〜85歳
40代女性が75〜80歳
私はがんばって90歳と言いましたがちょっとさばよんいます。
病気がちの母が88歳まで生きたことがメドです。
皆さんも親の死亡年齢を参考にしているようです。
「50代の人が85歳まで生きたら30年間きることになる」と言ったら、
「えー30年しかない」「30年もあるのか」と言う人に別れます。
一人だけ50代の人で60歳ですという人がいました。
その人の職業の平均寿命が60歳らしくて今の疲れと重ねなり、
弱気になっていました。

 最初から低く設定しておいて超えた時点で「ああ儲けとた」と思う方法もありますが、
長期の生活設計ができないデメリットがあります。
キャリアデザインで有名なMK先生の講義で、
キャリアでは現在90歳ををめどにして人生・仕事設計をプランするそうです。
それからすると45歳が人生の正午で60歳はまだ太陽が輝いている午後2時か3時。
弘兼憲史先生の「黄昏流星群」の主役達の年齢は50代から70代ですが、
50代はキャリア的には黄昏ではなくてまだ昼間なのです。
つまり人生二毛作という考え方からすると、
50歳から別の職業人生の計画建てても間に合うのです

●あと20XX日

 テニス倶楽部で毎週一回はテニスしていますが、
たくさん夫婦で来てプレイしていますす。
4人でダブルスをやるときに夫婦は敵味方に別れます。
理由は、夫婦で組むとどちらかミスした時に片方が責めるからです。
自分たちでも「喧嘩になるから」と自ら離れます。
以前あんまり奥さんのミスを大声で責める人がいて、
周りからクレームが出てやめさせられたカップルがいました。
今思えばボケが関係していたのだと思います。

 先日、敵味方に別れない夫婦がいたから、
「お二人は仲が良いですね」と言ったら、
「20XX」と奥さんがぼそっと言うので「え?なんですか」と聞いたら、
「二人が一緒にいられるのが後20XX日」と言います。
夫は70歳を超えていて、想定年齢からが逆算した日数のことで、
「あと20XX日と、限りがあると思うと喧嘩なんかられない」と夫も言います。
なるほど知恵のある人はちがうと感心して、
倶楽部の人に「映画になりそうなロマンティックな話」と言いふらしたあと、
一ヶ月後にまた「何日になりましたか」と聞きいたら「20XX」と減ってないので、
毎日ちゃんと数えてないのがばれました。
相変わらずこの二人は片方がミスしても決して責めたりしません。

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