それは企業やブランドを象徴する存在です。たとえば、日本の象徴としては、皇室、富士山、日の丸の国旗が挙げられます。象徴には、その国や組織の文化や思想が凝縮されており、それが共有されることで、相手に伝わり続けていきます。シンボルやロゴは、「名は体を表す」と言われる社名やブランド名に、形を与えるものです。ここでいう「体」とは、企業やブランドの実体と将来像を指します。新たにシンボルやロゴを創造する際には、企業やブランドの実体(過去・現在・未来の資源)と、そこに込められた文化や想いをいったん分解し、整理し直したうえで共有します。そのプロセスを踏まえ、デザインを制作し、最終的な決定へと進みます。
創業者の原田進は、サンフランシスコ美術大学を卒業してニューヨークの「リンピンコットアンドマーギュリーズ社」(世界のCI発祥の会社)入社。帰国して、日本のパオス社(日本型CI発祥の会社)に入社して、パオスから独立。55歳でカリフォルニア臨床心理大学院にて、アイデンティティー研究(MA米国心理学修士)著書は、「CIデザイニング」(韓国語と英語版)「企業ブランディングデザイン」(台湾と中国版)教職は多摩美術大学で「CI論」、人間総合科学大学で「産業心理学」非常勤講師。
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心理学者のEHエリクソンが人の一生を通じての発達課題を8つにまとめて、その中で青年期の「アイデンティティの確立」が重要だと示した本がベストセラーになりアイデンティティが一種の流行語となった
経済学者のラリー・E・グレイナーが「企業にも人の一生と同じような発達段階と課題があり、経営者はそれに応じた考え方とやり方や表現を変えていく必要がある」とした。
エリクソンと同じヨーロッパからの移民で、工業デザイナーのウォーターマーギュリーズが企業または商品にアイデンティ概念を応用してデザイン表現する会社
(リッピンコット&マーギュリーズ社)をニューヨークで始め、CISが世界に広がった。
