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W_e_e_k_l_y__D_e_s_i_g_n__J_o_u_r_n_a_l______________________________
0・・・・・・・まくらのみ 1・・・・・・・防災(地震が来たら)1 ////////////////////////////////////////////////////////////////////////// ■■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ まくら ■ ■ ■ ■ ■■ ●桜咲く 四谷の土手の桜は3分咲きです 来週には昼間の陣取り合戦とお花見がはじまることでしょう 昼間の陣取り係がにいかにも新人風だったら 「ああ、やらされてるな」で済むけど 最近50〜60代のおじさんがいたりするのでなんだか身につまされます。 ●今年の花粉症は ずいぶん楽です。歳で体質が変化したのか? いや調子が良いのは鼻だけだから新薬のせいでしょう。 ズバリ新しい点は鼻の穴の中に塗る薬。 今年から何種類も発売されて、3種類試しましたが、 どれも効果は良いです。 最初は鼻の穴の中にワックス状のものを塗るのに抵抗がありました。 しかし油で表面を覆えば花粉がつかないという理屈にかけて、 使ってみたら良かったというわけです。 最初は匂いも気になりましたがもうどいうでもいいです。 例年だと今ごろは鼻の中の粘膜が腫れてただれて穴がふさがって 苦しくてうっとうしくて、どこか外国に移住したいと騒いでいたのですが、 今年はスース一と快適な春です。 ●膨れ上がった財布 今朝、西荻駅の改札で、 向こうから降りてきた20代の若者のゲートが開きません。 スイカを乗せるところを見たら、約8センチに膨らんだ二つ折りの財布が。 パンパンに膨らんだ中からスイカを取り出そうとしていましたが カードがびっしりつまっていました。 社会のしがらみにからまっている私でさえ、 カードは4〜5枚なのに。 ●とうもろこしのヒゲ茶 ランチで「石焼きビビンバ」と「おぼろ豆腐チゲ」を食べるのですが 後で出てくるお茶が香ばしくておいしいので、 聞いてみたら「とうもろこしのヒゲ茶」だそうです。 トウモロコシの先の毛を乾燥させて煎じたもので、 漢方では南蛮毛と言ってむくみによいそうです。 ウーロン茶のように日本に定着するかもしれません。 ●近所のホームセンターで売っている油絵 人の絵にケチをつけたくないのですが・・・ 「なんとかならんものか」と見るたびに思います。 外国の観光地で風景画を売っていますが、たまに上手な絵があります。 しかし多くの絵がギラギラテカテカ極彩色の絵の具を盛り上げて、 いかにも油絵であることを強調してあります。 ホームセンターで売っている油絵はその典型。 モチーフは山とか湖とか田園風景とかノスタルジーを誘うものですが 表現レベルが醜悪なことこのうえない。 「お部屋のアクセントに手描き油絵を」が宣伝文ですが、 たしかにアクセントにはなります。 中学の美術部の生徒の方がよほど上手く描け、 最後に美術教師がワンタッチを入れれば何とかなるものです。 売値がA4サイズ(くらい)で8,000円、B4サイズが11,000円、 A3サイズが14,000円だから、 中国やベトナムの美術学生に一枚3,000円〜5000円で頼んだら、 いいアルバイトですから喜んで描いてくれるでしょうね。 奨学金かわりになります。 ・・・ところで、日本人は壁の問題もあって部屋に絵を飾りません。 オリジナルが手に入らなければ名画の印刷複製でも良いから 壁にはって置くと子供の情操教育にはいいと思います。 サンフランシスコで2年間住んだホテル形式の下宿の壁には、 フランス人画家の印刷複製が掛かっていて、毎日眺めてすごしましたが 見え方が変化して、ずいぶん栄養になった気がしています。 ●「マヨラー」 なんでもマヨネーズかけて食べる人のことを「マヨラー」と言うんだそうです。 つなまよ(慣れたらおいしいです)が定着したので、 ごはんにマヨネーズかけるのは今や普通。 マヨネーズを直接吸って単体で食べる(飲む)(Wikipedia) なんていう究極のマヨラーもいます。 「しょうが」がジンジャラー(Wikipedia)。 「七味」を入れるヒトのことを「ヒチマー?」 「タバスコ」をいれる人は? 「ソース」をいれる人は? 「醤油」は? 私は子供の時は牛乳のお茶漬けが好きでしたが、 最近はビールのお茶漬けが好きです。 ●英語のアナウンス 中央線の終点は東京駅ですが、英語の案内があります。 内容が飛行機が着いたときと全く同じで、 ねぼけていたので空港と錯覚してしまいました。 ●ここだけの話 四谷でサラリーマンが前を二人並んで歩いていたのですが、 「ここだけの話・・・」という言葉が耳に飛び込んできました。 2回言ったので、きっとこの人は癖になっているのでしょう。 「口が堅く信用できるあなたには真実(ホンネ)が話せるから」という、 話している当の相手との親密さは強調できますが、 つい余計なことまで言ってしまう危険な枕詞です。 ●電車の網棚のデザインの問題点 中央線の新しい車両に乗って座ったら、 四谷から東京駅までずっと、 頭の上で何か音がするので気になっていました。 最新の車両は網棚がステンレス板になっていて、 その上をだれか置き忘れた玉が、 端から端までごろごろと、大きな音をたてていました。 ////////////////////////////////////////////////////////////////////////// ■■ ■ ■ ■ いきなりですが防災特集 ■ 地震が来たら・・・1 ■ ■■■ 地震が来たらどうするか、考えたことはありますか? 「今後30年以内に70%の確率で、関東大震災並の地震が来る」 と公式に言われています。 30年と70%をどうとらえるか個人差がありますが、 確率はともかくとして、これから書くことを頭にたたき込んでおくと、 助かる確率が高くなります。 1.グラッと来たらまず机の下か、もののかげに身を潜める 理由:いろんなものが飛んでくるから。 屋内でグラッときたら机の下に潜り込んで机の脚にしがみつきます。 池袋防災館で関東大震災と同じマグニチュード7.9を経験しましたが、 グラグラじゃなくてドッスーンドドドドという感じですから、 実際には机の下に潜るだけでせいいっぱいです。 料理中でも火も消せないでしょう。 なぜ潜るかというと、ホラー映画の「ホルターガイスト」のように 電子レンジが横に飛んでくるそうです。(と池袋消防の人が言いました) 直下型地震は上下にも揺れるので机の脚の上のほうにしがみつきます。 下を持つとすっぽ抜けて手を潰す怖れがあるからです。 とにかく最初の揺れは潜るしかなくて収まったら火を消します。 関東大震災は一回目の揺れが32秒続き(マグニチュード7.9) 1分半後に2度目の揺れ(マグニチュード7.2)がきて そのまた2分後に(マグニチュード7.3)の合計3度も、 ドッスンドスーングラグラドスーンがきました。 2.揺れの直後に慌てて外に飛び出ださないこと 理由:いろんなものが落ちてくる 人家だったらカワラが落ちてきたりブロック塀が倒れたりしますが、 怖いのはビル街のガラスの雨。 アスファルトにブスブス突き刺さほどものすごいスピードで振ってきます。 包丁が振ってくるようなものだ(と池袋消防の人が言いました) 机の下からはい出すときも、散らばっているガラスの破片を踏まないように注意します。 スリッパを常用するか寝るときは枕元に置いて寝ましょう。 3.外を歩いていたらまずオフィスビルに飛び込みます 理由:ガラスの雨とパニック集団を避けるため。 「商店ビルや地下街は人々がパニックになって飛び出すので、 踏みつぶされたり、外に押し出されたりするのであぶない。 私だったらオフィスビルに飛び込む。 普段歩いている時も「今、地震がきたらあのビル」と常に当たりをつけて 歩いている(と池袋消防の人が言いました) 4.消化に失敗して火が天井に到達したら逃げる。 理由:天井に火がついたらボッといっぺんに部屋全体に広がる 火事になったら消火器で消しますが、火が天井に届いた時点ですぐ逃げます。 「いっぺんに炎が自分を追い越して、取り囲まれて逃げ場を失う」 (と池袋消防の人が言いました) 5.煙を吸わないようにする 理由:煙は炎よりも怖い 布で口を抑えて身を低くして走らずに逃げます 煙りを吸ったら気が遠くなってバタンだからです。 煙に比べ炎の方がまだ安全だそうです。(と池袋消防の人が言いました) 走っていけない理由は煙が交じった空気をたくさん吸うから。 それに煙で先が見なくなります。 夜になると必ず電気が切れて真っ暗になるからなおさら。 防災会館で実際に煙の出る部屋で避難訓練を受けたのですが、 私のグループは3組目で前のグループの煙も残っていたので、 全く先が見えなくて私は避難口とは反対の方に行ってしまいました。 行き止まりで慌てていたら「こっちこっち」という声に引っ張られて 避難できましたが、本番で1人だと私の人生は終っていたでしょう。 訓練用の咳込まない毒性のない煙でそのざまです。 6.エレベータで逃げない 理由:途中で止まるから 豊島区内だけで286台に閉じこめられると予測しています。 ・・・とりあえず重要なことだけを先に伝えておきます。 次回は防災の準備や、なぜ急に防災に関わるようになったか? について書いていきます。 以上○○さんのメール ------------------------------------------------------------------------------- 原田の感想 こんどおからを何十年かぶりに食べてみます。 ------------------------------------------------------------------------------- ==================================================================== 購読申込・購読中止は以下で可能です。購読は無料です。 http://www.praxcis.co.jp/deja/ ==================================================================== メールマガジン「週刊デザインジャーナル」(mag2 ID=0000014473) 発行元:プラクシス株式会社 http://www.praxcis.co.jp/ 『まぐまぐ』 http://www.mag2.com/ 発行者:進む原田 susumu@praxcis.co.jp ==================================================================== ・・‥……………………………… (c) 2010,Susumu,Harada ……………………………‥‥・・ 文責:進む原田 (susumu@praxcis.co.jp) |