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W_e_e_k_l_y__D_e_s_i_g_n__J_o_u_r_n_a_l______________________________
0・・・・・・・まくらのみ ////////////////////////////////////////////////////////////////////////// ■■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ まくら ■ ■ ■ ■ ■■ ●ゴールデンウィークも終わってしまいました 久しぶりに朝の駅に行ったらエスカレーターその他のアナウンスがうるさいこと 「上りエスカレーターです。(言う必要あるだろうか) あぶないので駆け上がったり駆け降りたりしないでください。 緊急の場合には急停止することがありますので、てすりにおつかまりください」 降りるのと上がるのと上の分まで、 合計4つのアナウンスが重なって聞こえて来るから、 頭が撹拌されて「新たな仕事シーズンが来たな」と感じます。 それにしても騒々しい朝です。 ●花粉症 花粉症の季節も終わりました。皆さん共に喜ぼうではありませんか! 考えてみれば花粉の季節は2・3・4月の3ヶ月間ですから、 年の4分の1は苦しんでいるわけで人生損しているわけです。 この解放感をことさら大げさに喜んで少しでも損を取り戻したいです。 ●伊藤園の「お汁粉」缶が消えた 先日お客さんが「好きなんでしょう」とニヤニヤしながら「お汁粉」缶を お土産に持ってこられました。 「あの場所であの時間に飲むから美味しいんですよ」と抗議したんですが。 その、いつも楽しみにしていた「しるこ缶」が自販機から消えていました。 ●「ボストン美術館展」 東京・六本木の森アーツセンターギャラリーで開催中です。 ゴッホ、レンブラント、工ル・グレコ、ミレー、マネ,ドガ、セザンヌ、 モネ、ルノワール、ピカソ、・・・・がきています。混むんでしょうね。 クリスティーズで、4日にピカソの油絵に100億円の史上最高額はすごいですね。 ボストン美術館には3年前に行きましたが中学生の子供たちが授業で来ていて 名画に触れんばかりに騒いでいるのでハラハラして見ていましたが、 なんて幸せで、しかし能天気な連中だと思いました。 ●機械進化論 今だに愛用しているポメラの新型が2種類もでました。 私の機械進化論からするとピントはずれです。 同じ形態で薄さと軽さを半分にして、画面に明りを入れる。値段は据置でも赦す。 これが正常な進化ですが、2機種とも違います。 一つは大きく重くなり、一つは余計な要素がくっつきました。 あんなにスッキリした良いデザインだったのに余計なものをくっつけて悪くするなんて。 赦せないのはカタログの表紙で内ポケットから出す写真です。 S社やF社もよくやりますが、ウソをついてはいけません。 あんな重いものをスーツの内ポケットに入れたら着崩れして、そんな人はいません。 小さく軽く見せるための見え透いたインチキはもうやめましょう。 ●色の話 先日広告会社の人から「原田さんは本当は色はどうでもいいんでしょう」 と言われてしましました。 どうも色に対して情熱がたりないというのです。 「いやーそう見えますか」とお茶をにごしといたんですが、 後で考えるとそんなことはない!とっーてもこだわているっ! 15歳からデザイン専門教育を受け、課題はポスターカラーで色を混ぜて作っていたのです。 乾くと全く違う色になる色も多いので早く乾かすためにドライヤーを使います。 当然その時代で凝る色はありました。だいたい一通りの色に凝りました。 絶対音感があるそうですが絶対色感もあるのでしょう。 普段生活する上で色のセンサーは少し鈍磨させています。 これを電車の中で書きながら目をあげたら社内刷りの ポスターの色が5枚飛び込んで来ました。 偶然でしょうが皆暖色系です 赤にしても色んな赤で大学とのポスターにも赤とピンクと緑です。 目がくらくらします。 総武線の車内の色が黄色がかったクリームいろですから、 その各赤の汚いこと。 だから普段は色センサーを消しているんだなと気付きました。 話はそれますが、カラーコーディネーターという肩書きの人に 仕事でもプライベートでも会ったことがないというのが不思議です。 あんなに本屋には参考書ががあるのに。 立ち読みしましたが私は合格しないでしょう。 プロのデザイナーで資格を持っている人に会ったこともありません。 理由は考えられます。 色は必ずどこかとか競合他社とぶつからです。 つまり色は独占できないので(色をセットで商標とる会社はない) 競合他社が100あれば30社が青または赤を使用します。 また印刷しても基準色どうりには行きません 紙の質、印刷時の湿度、刷り始めと刷り終わりで色が変わるからです ティシャツやユニフォームだったら染料を選べないので近い色を選びます インテリアに使う場合も基準色に近い素材の色を選びます。 といったことから基準色はあくまで(目標色)ということになります 色に厳密になりすぎると(神経質になりすぎると)妥協が苦しくなり、 印刷やさんや業者さんと喧嘩ばかりしていなければならなくなり、 こちらは引かざるをえないことになります。 それが慣れっこになってあっさり引くから冒頭の「原田は色に対する情熱があるのか」 という言葉になるようです。 ●「心の病」じゃなくて「脳の病」でしょ? テレビでタレントが「心の病に」かかったと話していました。 心の病という言い方が誤解されるからまずいですね。 とにかくこの手の言葉は誤解されないように気を付ける必要があります 分裂病じゃなくて統合失調症、痴呆ではなくて認知症、 人格障害じゃなくてパーソナルティー障害、注意欠陥多動性障害じゃなく注意欠如・・・ と呼び名を変えているのはそのためです。 心の病も心が歪んで起きる病気だと誤解されるので脳の病に変えましょう。 実際、統合失調症はドーパミン仮説、うつなどはセロトニン仮説と 脳の伝達物質の変化で起きると言われていますの。 だから精神科がもっと気軽に行きやすい、 メンタルクリニックという名称に変わっているのは とても良いことです。 ●シュレッターはさみの快感 皆さんはシュレッターはさみ使ったことありますか? たぶん文具屋さんでご覧になられたでしょう ハサミが5枚とか9枚とか重なったはさみです。 贅沢もここまできたかと思いながら 文具評論家としての義務感から買ってきました 使っているうちに病みつきになってしまいました。 何倍か力を入れるので指入れる穴が小さくて痛かったりするのですが だんだんと夢中になって癒されます。 シュレッダーにジャーッと入れてしまえばそれまですが はさみで切る行為が重要なようです。 縦横切れて粉々になるので元にもどらない過去を清算する感覚 精神療法にそういった、例えばクラアントが清算したい過去を手紙に書いて 精神科医と一緒に机の上で燃やすという儀式をつかう手法がありますが、 まさにあれの一人版。 一つのメーカーだけで50万個売れているそうです ハサミの刃は3枚、5枚、9枚刃とあり、 9枚は注文してまだとどいていません。きっと力がいるでしょう。 ●アメリカの初期のコマーシャルを集めたCD 1950年から一九六〇年にかけてのテレビ胎動期の アメリカのコマーシャルを集めたCDを買ってきました。 半分は白黒で267本入っています。 「アイラブルーシー」や「奥様 は魔女」とかがあっていたころのコマーシャルで アメリカが最高に輝いていた時代です。 アメリカのコマーシャルはただ他社製品と比較してメリットを強調するだけの 単純な広告とばかり思っていたのですが、ドラマ仕立てというのもあり、 品質が高いものも混じっています。 ●中国のパクらん会に真似て、ネットからパクリ 鳩山「機内でおくつろぎ中のお客様にお知らせがございます。私は飛行機の操 縦が下手かもしれません」 乗客「おいふざけんな交代しろ」 鳩山「一生懸命やっていきますので交代はいたしません」 乗客「死ぬならお前だけ死ね! 俺たちを巻き込むな!」 鳩山「がんばれという叱咤、応援の声と受け取っている」 乗客「応援じゃねーよ! 下手なら操縦するな!」 鳩山「そういうつもりで言ったのではない。下手かもしれないという仮定の話 をしただけで、 下手だと決定したわけではない。下手かどうかは着陸してみればわかる」 ・・・・・ 鳩山「お客様、燃料が無くなる前に着陸します」 乗客「どこに? ここからじゃ、どの空港にも到着するほどの燃料がないのでは?」 鳩山「腹案がある」 乗客「どんな?」 鳩山「それは申し上げられない」 乗客「管制塔に許可貰った?」 鳩山「飛行経路も含め、これからゼロベースで考える段階」 乗客「それじゃ考えてる間に墜落しちゃうじゃん」 鳩山「燃料が無くなる前に必ず着陸する」 乗客「だからどこに!!」 鳩山「それは申し上げられない」 まさにこの状況・・・墜落する前にどうにかしてくれ! ●キューピーマヨネーズが売れているいる こくがあり酸味もきいている・・・・ チューブがこんな便利なものだとは知らなかった・・・ とアメリカで大ブレイク アメリカのマヨネーズはビンに入ってそれにタマゴの白身も使うけど 日本のものは黄身だけでコクがあるということだそうです これでまた日本の自慢が一つ増えました ==================================================================== 購読申込・購読中止は以下で可能です。購読は無料です。 http://www.praxcis.co.jp/deja/ ==================================================================== メールマガジン「週刊デザインジャーナル」(mag2 ID=0000014473) 発行元:プラクシス株式会社 http://www.praxcis.co.jp/ 『まぐまぐ』 http://www.mag2.com/ 発行者:進む原田 susumu@praxcis.co.jp ==================================================================== ・・‥……………………………… (c) 2010,Susumu,Harada ……………………………‥‥・・ 文責:進む原田 (susumu@praxcis.co.jp) |