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W_e_e_k_l_y__D_e_s_i_g_n__J_o_u_r_n_a_l______________________________
目次 0・・・・まくらのみ ===================================================================== ■■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ まくらのみ ■ ■ ■ ■ ■■ いやはや時間がたつのが早いっ! このあいだ正月と思っていたらもう一月も終わりです ●鼻がムズムズしてきました 花粉症の季節が去年よりも早くやってきたようです 去年のメルマガで鼻の中に塗るクスリが良いと書いたおかげか 今年は、飛ぶように売れているそうです すでに品切れが出るくらいだとか 商品の種類も増えていて、昨日スーパーのレジ横に新薬が置いてありました 「ミントとかスッキリ香りを入れたらいいのに」と去年書いたら それもちゃんと出ている ●産業心理学の講義 今週末は大学で産業心理学の講義があるので準備しているところです 3年目に入りました テキストに添ってやるので基本的に毎回同じ内容ですが、 だんだんと単純に絞られていくのがわかります 初年度の授業では「モレがあってはいけない」という気持ちが強過ぎて メモリーの容量を超える盛りだくさん過ぎたと思います 「僕の授業は開けポンキッキ方式またはサセミストリーと方式だ」と 居直っていたのですが、やはり何か一つ確実に覚えて帰ってもらった方が良い 今年の手土産の目玉は下に書いたREBTです。 生徒さんの大半が援助職だからきっと役に立つはずです。 過去の生徒さんには申し訳ない気持ちですが、 来年また同じ気持ちになっていることでしょう。 ●日本人のパーソナルスペース 映画「武士の家計簿」のスチール写真を見たら 裃姿の武士がずらっと並んでそろばんをはじいています 手を伸ばせば隣にふれる接近度です 記念撮影じゃなくて本当にあの狭さにあの人数で仕事していたようです 記念に残してある武士の職場や松下村塾など実物を見ましたが本当に狭い 松下村塾は貧乏だったから狭くて仕方がないにしても 中級武士が働く職場はもっと広くとれるはずですが、ぎちぎちにつめて仕事してきました 現代でも、飲み屋の座席は隣とくっつきそうな距離で、 わりと皆平気で飲んでいますが、 あの空間で生きられる文化が日本にはあるのでしょう 日本は狭いと言いますが住空間を広く取るのに情熱を燃やさないから狭いんですね 私が生活したニューヨークのクイーンズ地区ジャクソンハイツは 東京の人口密度と変わらないのに、一人当たりの住空間が広かったのは 一軒家がなくて、5階建ての同じマンションがずーっと限りなく連なっていたからです 電車で何十分走っても窓からの風景は同じ高さのマンションの連続でした 日本も5階建て集合住宅と画一化すれば一家当たりのスペースが広く取れるのでしょうが それは話題にすらなりません そういう日本に何十年も平気で住んでられる外国人がいますが きっと外国人ばなれした特殊な傾向を持った人なのでしょう ●持ち歩かなくなったMac Air わかっていましたがやはりそうなりました 常に持ち歩くにはまだ重い 持っているのを忘れる軽さの分岐点はまだまだ もう少し時間を待たなければならないようです 中国の偽Mac Airのコマーシャルをネットで見ましたが あまりに作り方がAppleコマーシャルとそっくりで最初ジョークかと思いました 「私が苦労して開発しました」と説明する外人のしゃべり方も良く似ています 本体のデザイン以外は(笑い) 薄く見せようと写真撮っているけど分厚いのはすぐわかる 巨大市場なのにAppleとしては腹立たしいでしょうね しかしもう少し、庶民が豊かになり、中国のビジネス環境が成熟化すれば 「ルール違反はやめようよ」ということになり「ほーこれが本物のMac Airか」 ということで爆発的に売れて、おつりがくるほど利益が上がる可能性があります。 そういった意味では偽プラクシス(私の会社名)が中国に出るといいですが 中国の方がしのぐ可能性があるのでやはり困ります ●母の舌 雑踏の中で聞くどの国の言語も外国人には耳障りな音ですが、 その国の人にとっては母国語というぐらいで、 「母の優しさ」が含まれたホッとする、最高の音なのでしょう。 と以前メルマガに書きましたが 母国語のことを英語でもmother tongue「お母さんの舌」と言うんですね。 舌には、話し言葉、母の料理、子守歌の歌声なども含まれるのかも知れません。 ●日本REBT協会 を立ち上げました。 私の会社で8年間続けてきた勉強会がきっかけにもなったこともあり、 教えていただいた先生が何人もいらっしゃるのに、 私が会長に選ばれてしまいました。 REBTというのは認知感情行動療法のことです 日本では長いこと「論理療法」と呼ばれていたので、 「論理で言いくるめる」と誤解されることはなはだしいので、 コミュニケーションのプロとしてずっと名称変更を訴えてきました。 学者先生方は本や論文があるからか、いったん命名したものは変えたくないらしく 私がいただいた認定資格も「論理療法士」でした(去年やっとREBT心理士に変更) 私達が属していた学会は「論理療法学会」でこの学会名も去年 「日本人生哲学感情心理学会」と名称が変わってしまいました。 ということもあり「日本 REBT協会」を立ち上げたのです。 お家騒動で反旗をひるがえした?・・・・いえちがいます ご本家の方は「学会」で学者が集って学問として深める権威的な性質があり 我々のスピンアウト、はみ出し組による「協会」は、 産業カウンセラーなど企業などでREBTを実践している人々の気軽な集まりです。 私個人としては「学会」としての研究と理論体系化、つまり学問の大切さもわかり、 あこがれとおそれを抱いていますが、もっと実用社会に広げたい。 名称による誤解を取り去りREBTを日本文化にモディファイしてゆけば、 素晴らしい効果のある療法として今後メジャーになるはずです。 ただREBT=認知感情行動療法と名称が示す通り、 認知と感情と行動にアプローチするので、効果は高いけど、 いざやってみるとカウンセラーのほうがこんがらがることがあるので テキストと訓練システムを工夫してゆく必要があります 4月からREBTカウンセラー養成講座も計画しています。 ホームページは以下です。 クリック → http://web.me.com/j_rebt/ 年会費は5000円ですので興味のある方はどうぞ参加してください。 ______________________________________________________________________________ 購読申込・購読中止は以下で可能です。購読は無料です。 http://www.praxcis.co.jp/deja/ ______________________________________________________________________________ メールマガジン「週刊デザインジャーナル」(mag2 ID=0000014473) 発行元:プラクシス株式会社 http://www.praxcis.co.jp/ 『まぐまぐ』 http://www.mag2.com/ 発行者:進む原田 susumu@praxcis.co.jp ______________________________________________________________________________ ・・‥……………………… (c) 2011 Susumu,Harada …………………‥‥・・ 文責:進む原田 (susumu@praxcis.co.jp) |